2013年8月31日土曜日

沢瀉(オモダカ)

睡蓮の鉢に植えていた「オモダカ」が花をつけた。
直径1センチほどの三弁の花。
水辺の草は美味しいらしく、バッタが睡蓮の葉もオモダカの葉も食い荒らしている。
写真は「ヘラオモダカ」  
  
  
  
 沢瀉を庭に咲かせて水の音         茜
 
  
  
夏の季語;沢瀉(オモダカ)

2013年8月27日火曜日

蓮の実

 久しぶりに見に行くと、花より実の方が多くなっていた。
花が散った後、蜂の巣状に穴が開いた花托になり、中の実が熟すと、穴から飛んで水に落ちる。
これを俳句では「蓮の実飛ぶ」という。
水に落ちる音がきこえそうだ。
蓮の実は甘くて生で食べることができる。(私はまだですが。)
花、葉、実、 それぞれに美しいと思う。
  
写真上;8月31日 AM6:00
  
  


  蓮の実飛ぶ誰一人居ぬ朝明けに     茜
  
  
    
秋の季語;蓮の実(蓮の実飛ぶ)

2013年8月22日木曜日

ルバーブ その2

8月8日に「ルバーブ」を載せましたが、
友人が軽井沢から買ってきてくれたルバーブで再挑戦。
高地の産らしく赤色が鮮やかだ。
今度は、根元の赤い所と上の緑の方に分けて作ってみた。
結果は、下の写真の通り赤と薄緑に出来た。
お味は、同じようなものです。
添えた苦瓜は、収穫して一日ほっておき黄色に熟れたもの。
苦味は消えていてサラダで食べます。

  
  

 高原の風の話をソーダ水        あかね
  

  
夏の季語;ソーダ水
  
 


2013年8月17日土曜日

睡蓮(すいれん)、 ひつじぐさ

睡蓮は日が高く昇ってから、花が開く。
午後二時ごろ(未の刻)に咲くと言われる事から
ヒツジグサとも呼ばれる。
明日はもう一つ咲く予定。
睡蓮の花の後ろの水生植物はオモダカ。
樽の水色の花はルリマツリ。
水盤右の黄色の葉はコリウス。
  
  
  
 睡蓮や風なき空の映りおり        茜
  
  
  
夏の季語;睡蓮

2013年8月12日月曜日

糸とんぼ

上:糸とんぼは、体長2センチほど。水色の尾の先が目立つ。
  我が庭に毎年現れるが、どこから来るのだろう。
  今年はツガイらしく2匹だった。
  わずかな風にも、葉にしっかり しがみき、
  揺れると姿を消したかのように見えなくなった。

下:ショウジョウトンボの雌。(蓮池にて)
  全身金色 に輝いていた。
  8月1日に載せた赤いショウジョウトンボは雄。
 

    
  
  風と揺れ影となりたる糸とんぼ        茜
  見え隠れ風のはざまを糸とんぼ        茜
  
  
夏の季語;糸とんぼ
  

2013年8月8日木曜日

ルバーブ

「ルバーブ」を一束買いました。
珍しく近くのJA市場に売っていたもので、タデ科の植物、茎をジャムにします。
生でかじると、ただ酸っぱいだけです。
ルバーブにその半分量の砂糖を加えて煮ると、とろとろのジャムになりました。
この繊維質の茎が、あっという間に溶けてしまうのが不思議。
皮があまり赤くないので薄茶色のジャムになりました。
パンに塗っていただいています。
  
  
  
 均等に満たすジャム瓶夏の雲        あかね
 秋を待つ今日の仕事にジャムを煮て     あかね 


  
夏の季語;夏の雲

2013年8月5日月曜日

苦瓜、ゴーヤ

朝、窓を開けると苦瓜の花の香りがサッと入ってくる。
2センチほどの小さな一日花が 、朝は良く香るのだ。
苦瓜の花がこんなに爽やかだとは思わなかった。
ようやく一つ実がつくと、次々と収穫できるようになった。
肉厚で、しゃきしゃきとしている。
この夏も苦瓜を毎日食べられそうだ。
  
  
  
  
 子に供す初生りゴーヤ今朝採りて       茜

  苦瓜の花の香を入れ朝の窓        茜 
  
 
  
夏の季語;苦瓜、ゴーヤ

2013年8月1日木曜日

チョウトンボ、蓮華(れんげ)

家から歩いて20分の所に、蓮の花が咲いている。
今朝行ってみると、大賀蓮など数種類が咲いていた。
お釈迦さまの台座そのものの姿をした花が鮮やかだ。
池に流れ込む小川は底の石を透かしていた。
トンボが忙しく飛びまわっている。
初めて見るトンボ達だ。
確かではないが調べてみた。
青→ チョウトンボ (4~5cm)
赤→ ショウジョウトンボ(4~5cm)、雄

    
  
  
 蓮華見にあきつ飛ぶ川越えにけり        茜
  
  
夏の季語;蓮華、あきつ(とんぼ)