2013年11月27日水曜日

小六月

孫達が来るので作ったシュウマイ。
シュウマイの皮2袋で、60個のシュウマイが出来た。
小3の男の子と小5の女の子どちらも食欲旺盛だ。
 ぱくぱくという言葉がぴったりの食べっぷり。
ドイツに赴任していた息子家族が帰国し、
いつでも孫達に会えるのでうれしいなあ。
夫と二人の静かな生活に、子供達が加わると
声を上げて笑ってしまう事ばかり。


豚ひき肉       500グラム
はんぺん       2枚
玉葱みじん切り
かたくり粉      少々
塩、胡椒       少々
水           半カップ
(上の材料を混ぜ合わせる)
シュウマイの皮   2袋




 集いきて笑え笑えや小六月          茜
  

冬の季語;小六月(ころくがつ)

2013年11月25日月曜日

美男蔓(びなんかずら)、真蔓(さねかずら)

かつては、茎を煮た粘液を整髪に用いたので「美男蔓」の名があります。
常緑葉と赤い集合果の対比が美しく、庭園や庭垣によくつかわれます。

いつもの散歩の折、竹薮から蔓が大きくはみ出して見えた。
近寄ると、伐られて丸めて捨てられていたのだ。
鮮やかな赤い実、艶やかな葉と共に私の目をひきつけた。
どこかへ捨てられるかもしれない一枝を戴いてきて飾った。



 さねかずら石碑一つの役場跡        茜




秋の季語;美男蔓、さねかずら

2013年11月21日木曜日

冬紅葉

箱根美術館の紅葉は圧巻だった。
庭の楓の木々が、赤から黄色にそれぞれ色づいている。
下に敷き詰められている緑の苔が、一層紅葉を映えさせていた。
シーズンとあって、人々で溢れてゆっくり鑑賞するという訳にはいかなかった。。
そのあと、ロープウエーで芦ノ湖まで 足を伸ばし、真っ白な富士山を真近に見る事ができた。
友人達との楽しい一日、いい空気を吸いました。



 幾たびも富士を見る旅冬紅葉            茜

 雪富士や歓呼に揺れるロープウエー       茜
 

冬の季語;冬紅葉

2013年11月15日金曜日

フーセンカヅラ

「種」のお話のついでに、フーセンカヅラの種です。
黒地に白いハート型 の模様があり
孫がその種にいたずら書きをしました。


夏に緑がかった白色の小花を咲かせ、その後、紙風船のように 膨らんだ袋状の果実をつけます。
やさしい亀裂の葉とその細い蔓と、風にゆらゆらと吹かれて、観ていて涼しく感じます。
つまむとポンと軽い音をたててつぶれますが、つぶれたフーセンは元に戻らず枯れてしまいました。
 果実が茶色く熟すと、空洞の中に黒い実が3個入っています。
袋状の果実直径3cm、種直径5mm 。
花を観賞するためよりむしろ、風船状の果実を観て楽しむために栽培されます。

 11月の我庭には、まだ青いフーセンカヅラが揺れています。

2013年11月13日水曜日

アオツヅラフジ (種と実)

 上;アオツヅラフジの種     下;アオツヅラフジの実

アオツヅラフジ はどこでも見かける蔓だが、私は生る場所を把握しているので、この時期には必ず行ってみる。
中に1個入っている種の形が「アンモナイト」に似ているので面白い。

右アーカイブの 2012・1・20 「アンモナイト」にも載せています。
青い実は 約8ミリ、中の種は約4ミリ。
アンモナイトに似た種の不思議、
種の形にもいろいろありますね。
半日観て撮って、暮れていきます。





小春日やアンモナイトを探しみる            茜
 


 
 冬の季語;小春日



 

2013年11月10日日曜日

珊瑚樹(さんごじゅ)

一本の鬱蒼とした珊瑚樹の下に、古い家が建っていた。
植えた当時は、こんなに大木になるとは想っていなかっただろう。
        
珊瑚樹はスイカズラ科ガマズミ属の常緑高木。
暖地に自生し、庭木や生垣、防風林としても植えられる。
六月ごろ、白い花 を円錐状に咲かせ、秋に実が赤く熟し、
しだいに藍黒色に変わる。
美し い実を珊瑚にたとえて珊瑚樹の名がついた。




 珊瑚樹の幹の暗さに風澱む       茜




秋の季語;珊瑚樹(手持ちの歳時記には載ってないのですが
            季語として使っていいのでしょうか。
            何方様かご存知の方教えてください)

 注;秋の季語とわかりました。有難うございました。
   「実」を愛でるべきでしょうから、句は替えた方がいいかもしれません。

2013年11月6日水曜日

立冬


急に寒くなりました。
そのはず、明日7日は立冬です。
秋刀魚は、焼き魚で食べる事が多いと思いますが煮ても美味しいです。
私は圧力鍋で、甘辛く、柔らかく、煮るのが好きです。
一度に5匹くらいをぶつ切りにして
砂糖と醤油、かくし味に酢で味付け
しょうがの千切りを入れて約20分煮ますと
缶詰のように骨までホロッと柔らかく仕上がります。
ふっくらとしてこの艶 、一口いかが。
  
  
  
 煮魚の照り良く仕上げ冬に入る         茜
  
  

 冬の季語;立冬、冬に入る