2013年12月28日土曜日

四季



くぬぎ林の四季です。
写真上から、冬
        春
        春2
        夏
        秋
        冬



 朝刊の正しき折り目初氷         茜


冬の季語;初氷

2013年12月23日月曜日

蓮の実(はすのみ)

コメント欄の友人はこべさんが「蓮の実」を送ってくださった。
話題になっている椎の実や蓮の実、共通の趣味の話は尽きないのである。
どうしても見てみたい、食べてみたいとい気持ちから、とうとう発注して手に入れ私にもおすそ分けしてくださった。
中国産らしいが、乾燥しているので白くて硬い実だ。
彼女はこれを水で戻し、ご飯に炊き込んだそうだ。
さて、私はどうして食べようか。

  写真中央;    蓮の実
 上  2個;    鹿児島から送ってきた種子島小みかん
 まわりの蜜柑;    々      桜島小みかん
 右上  ;     マテバシイの実のガク



 草や実を語る友垣クリスマス          茜


冬の季語;クリスマス

2013年12月18日水曜日

なめこ

農家の門のかたわらに、採れたての野菜を置いているのを、散歩の途中に見つけるとすぐに買ってしまう。
この写真は買って一日経ちあわてて撮ったもので、ヌメリが少し落ちているが「なめこ」である。
笠の大きさ7,8センチもあるりっぱなものだ。

他の野菜と味噌仕立てのきのこ汁にしてみた。
裏山で採れるというキノコ類は、そこの小父さんの自慢だ。
「次ぎは椎茸が採れるよ、雨が降った後がいいな。」と言った。
肉厚の椎茸である。



 雨待ちて山の椎茸出るという         茜



秋の季語;椎茸

2013年12月15日日曜日

椎の実?

写真上  イベリコ豚の生ハム(どんぐりを食べて育った豚)
  中央  どんぐり(フライパンで乾煎りしたもの)  
  左    せんだんの実
  右    ニセアカシアの実

椎の実と思って拾った実はどんぐりだった。
食べると苦くて、初めて間違いに気づいたのだ。
調べると、ガクが付いている実は「どんぐり」(写真右下)
椎の実は、 実全体が皮に包まれていて、その先が3つに裂けて
実が落ちるのだそうだ。ガクはないのである。
実の小さい形に惑わされてしまった。
残念でした。
又 来年拾いましょう。



 青空を厨の窓に椎の実炒る        茜


秋の季語;椎の実

2013年12月11日水曜日

落葉

午後の4時を過ぎるとすぐに夕闇が迫ってくる。
この写真も4時ごろで、丹沢大山の稜線に陽は落ちてしまう。
この最期の華やぎのあと、いっきに辺りは暗くなってくる。
「くぬぎ林」には落ち葉がだんだん積もってきた。
一見夕日を透かして紅葉に見えるが、茶色の枯葉なのである。

小道に落ちて「どんぐり、しいの実」がとんでもなくたくさん溜まっている。
スペインにどんぐりを食べて育ったイベリコ豚がいるように、
このどんぐりを近所の豚君に食べさせたらどうなるかしらと想った。




 かわたれの落葉踏む音重なりぬ           茜



冬の季語;落葉

2013年12月9日月曜日

柚子湯

今年は柚子の生り年らしく、あちらこちらで柚子の黄色が目につく。今日もこんなに戴いた。
百円ショップで買った「レモンジューサー」という小さな絞り器をここ数年使っている。

一つの実に種が7、8個も入っているので、うっかりすると種がどっと落ちてくる。
そこでこのジューサーの出番となる。
よく揉んだ実に差込むと、先の注ぎ口からジュースが出てくるという訳だ。
この小さな花柚子では、途中の穴から種が出て行きジュースのみが先から出てくる。
いつも成功とはいかないが、毎日使っているお気に入りである。



 喉に良き事も教えて柚子湯かな            茜
  


冬の季語;柚子湯
秋の季語;柚子

2013年12月3日火曜日

湖というには小さいこの山間の池に
鴨が遊んでいるのが見えた。
水面は眩しく、鴨の動きにいっそうその眩しさを増し、
透明だった池の水は白く反射した。
 空の色を映して水が青く見えるというが、
この池が青く見えるには深さが足りないようだ。
(この説は正しいかな?)

  
 



 初鴨に真昼の山湖照り満ちる          茜
 (はつがもにまひるのさんこてりみちる)

 実を振れば森の音する小春かな        茜


冬の季語;鴨(かも)