2019年7月23日火曜日

万両の花


万両の赤い実は知っていても、花は知らなかった。
上3個  → 木に咲いている状態 、1cm
下の輪 → 地面に落ちている状態

気になっているTV番組の一つに
NHK ETV 「大和尼寺精進日記」がある。
尼さん達3人の、笑顔と笑い声に溢れた日常を切り取った映像である。
特筆すべきは、美しい料理の数々だ。
毎日の食事を、廻りの野山で採取した山菜や木の実、頂き物の野菜でほとんどをまかなっている。
丁寧というのはこの事だと思うほど手を抜かない。
その色彩、味付け、盛り付け、伝統的な料理だが、古さを感じさせない。
去年だったと思うが、デザートの寒天の上に白い可愛い花が飾られていた。
さて何の花だろうと思っていたが、今朝、その花が落ちているのに気がついた。万両の花だったのだ。

「大和尼寺精進日記」 
       月の最終日曜日、
       PM6:00
ぜひご覧あれ!!



妻の座も母の座も経て今あやめ  美代





2019年7月18日木曜日

無花果 (いちじく)

 
自筆手描き上絵付け(チャイナペイント)の皿
800度の炉で焼きつけています。 

無花果を描こうとすると、独特の葉を
描かずにはおれない。
力強く大きな葉だ。
実の薄皮は、それごと食べても違和感がない。
店頭に出ると、すぐに終わりになってしまうから時期には気をつけなければならない。


 


無花果の花は、実の中にある。
中の小さなぶつぶつが花なのだ。
先日銀座へ出かけた時、四等分にした無花果をバターでソテーにしているレストランがあった。
すぐに品切れとなり食べられなかった。いつか試してみたいと思う。



2019年7月13日土曜日

雲南カラマツ草

  
雲南カラマツ草
 
 
 
 
糸とんぼ 2センチ



「雲南カラマツ」 をネットで観てから
その優雅さに欲しくなり、注文した。

手元に届いたのは5センチほどの苗だった。
約5か月かかってようやく咲いてくれた。
高さは約1メートルになっている。
思った以上に繊細で、花の茎は今にも折れそうだ。

糸トンボは、毎年現れる。
2センチほどの小さなトンボだから、
一度見掛けても、狭い庭のどこにいるのかわからない。
今日はアカバンサスの花に掴まっているのを見つけた。

ネットでの注文はほぼ毎週といっても良い位利用している。
夫は本を、私は「花の苗」「米、麦」「食物」等。
「古事記」「万葉集」の古本が大分県から届いて、アマゾンのネットワークの広さを知った。



抱きあます愚図つく梅雨のカラマツ草  美代




2019年7月8日月曜日

バナナのジャム

 
 

手描きの ホタルブクロ の皿に
バナナのジャムを載せたクラッカー。

「バナナのジャム」
バナナ5本
夏蜜柑果汁 1個分
パッションフルーツ 1個

バナナだけでは甘すぎるので、夏蜜柑果汁と皮をすりおろした物を入れる。貰っていたパッションフルーツも一緒に。
砂糖はスプーン2杯程しか入れない。
パッションフルーツの黒い種は、ポリフェノールをたくさん含んでいるというので大いに噛み砕く。

バナナを基本に、組み合わせによっては又違った味になるだろう。
バナナとチョコレートの組み合わせもいい。
梅雨寒の昼を暖かい紅茶と楽しんだ。



バナナ食べ又外へ出る雨上がり  美代




2019年7月4日木曜日

男は愛嬌女は化粧  

 
山椒の実(頂いたもの)


昆布と山椒を炊き、ちりめんじゃこと合わせる。  
麦ごはんに載せて



私の独自の「造語」がある。
「男は愛嬌、女は化粧」
「一日一笑」 (四文字熟語になっている?)

愛想の悪い夫になんとか笑顔が欲しくて
アホな事を言って笑わせている。
返事の代わりに
「オーケー、グーグル!」と答える。
これがツボにはまるのか、彼は笑うのだ。
   (これが分からない人の為に
  注;PCに連動している家電が返事する言葉です)

お安い御用とばかりに、
「イエス、I do」もいける。

笑った後、少し元気になっているような気がする。
笑いの効用を信じているから。
ご飯も夫の為に作っているようなものだ。
こうして今日もせっせと昆布を煮たのである。





じゃこと煮ていよよ艶増す実山椒  美代