2020年3月4日水曜日

ストレッチ

猫柳の白い毛の一本一本が花糸である。
 
 
転ばぬようにストレッチ
 
下手な絵を描いては貼り付けて、毎朝の日課のようにやっている。体の弱い夫の為だったが、私も硬かった体が柔軟性を帯びてきた。 
わかったことは、全身の筋肉、筋は全部つながっているという事。股関節の為にウエスト、肩甲骨、ふくらはぎ等の筋肉を総動員して動かしているということだ。当たり前のようだが、簡単な動作も念入りに怠りなくやることが重要だと思っている。
今朝も二人で一通り。とどこおりなく終わりました。めでたし。
 
 
逆光に総毛立ちたる猫柳 mi
 

2020年2月25日火曜日

目白


コーヒーを手に、夫と庭の鳥達を眺めるのは至福のひとときである。
鳥の中でも、目を縁取っている白いマークが目印の目白が一番だ。
卵のように滑らかな胸、しっかりと掴む脚、きょろきょろする丸い眼、どこをとっても愛くるしいのだ。
カメラを定位置にセットして黙って待っていればいい。酸っぱい夏みかんでも旨いらしい。 そのあとの下の様子にはちょっと驚く。地面が濡れているのである。食べながら排泄するらしい。
冬から春にかけても良く見る鳥だが、夏の季語なのである。



陽を入れて目白待つ間のスクワット  mi

2020年2月20日木曜日

アネモネ


                                   
 
いち早く咲きだしたアネモネを、白薩摩つる首に挿してみた。
二月の淡い空に、よく合う色合いだ。
去年10月に小さな球根を植えて約5か月、土の中から茎を伸ばし花を咲かせた。ねぎらいたいような気持だ。
これから幾種類かの球根からどんな花が咲くのか楽しみにしている。待つという事も育てる事の一つに入れよう。少しづつ水をやりながら。



つる首にアネモネの丈空の丈   mi


2020年2月15日土曜日

オオジシバリ

オオジシバリ(黄色い花)

山茶花が11月ごろから咲き始めてにぎわっていたが、もうほとんど散ってしまった。
その中にオオジシバリが咲いていた。
タンポポに似ているので、春到来の気分が強くなった。

新型コロナウイルスの話があの大型客船から始まった。私も客船「飛鳥Ⅱ」に乗船した経験者として、このウイルス感染者の増え方にはさもありなんと納得するものがある。
飛鳥Ⅱには約800名が乗っていたが、船の長さ約300メートル、中央に客室を両脇にした長い通路50メートル位が各階ごとに何本も走っている。12階までのエレベーターが幾つもあった。洋上へ出ると電話が圏外で通じず夫とはぐれたら自分の部屋へ戻るのにウロウロしてしまった。
その時、事故があったらボートの所へたどり着けるのかと危惧した。300人の席があるレストランの一つしかない出入り口に客は殺到するだろうと、その時は要らぬ心配だと笑われたが、とにかく狭い船内に多くの人が乗っているのである。
この空間ではウイルスの飛び交っている空気をだれもが吸うだろう。これも予測できない事故なのだ。
早く無事で帰途につけますようにと祈らずにはおれない。



春遅々と停泊船に届け物    mi

2020年2月10日月曜日

マーマレード

 
 
夏みかんの?マーマレード

「レモン」という名札で買ったが、実際の実は夏みかんのようだった。台木が夏みかんで、それにレモンを接ぎ、夏みかんの勢いが勝ったというところかもしれない。
袋状の実は芯に少しあり、ほとんどが白く皮に値いするものだった。刻んだ皮を水の中で良く揉み、水を変え苦味を薄くしてから煮込んだ。
とろみの出来るペクチンは「種」から出るので茶葉用紙袋へ入れる。砂糖と一緒に煮込むこと30分。
なんと良き出来栄え!!
少しの苦味がいい感じ。
クラッカーに乗せて、コーヒーと。



春光やとろとろとろりマーマレード   mi

2020年2月5日水曜日

散歩コース

行きつけの蕎麦屋へ

江の島から観た富士山(1月)
                

「今日は蕎麦食べに行こう」夫の一声で散歩コースが決まる。目的があると足取りも軽い。夫は好物が待っていると思えば尚更だ。
片道3キロ、旧街道の歩道は狭く、ずっと串団子状態で縦に並んで歩く。
途中のお寺にはコブシが蕾を尖らせていた。
紅梅はもう満開だ。
イヌフグリ、タチツボスミレも咲いている。
春なのだ。
そろそろ庭の土にも堆肥を播かねばならない。
薔薇の細い枝は切り落としておかねば。
忙しくなってくるよ~。

・・帰りはさすがにタクシー利用となった・・



灯台へ行く道一つ藪椿    mi


2020年1月27日月曜日

牡蠣


頂き物の牡蠣。手のひらサイズ。
冬になるとすぐに食べたくなる牡蠣だ。
勿論生牡蠣だが、どうにも殻が開けにくいので1分程レンジでチンすると0.1ミリほどの隙間ができる。そこをこじ開けるのだ。
ほとんど生の状態で食べられる。
我が家は子供、孫まで生牡蠣派だ。
それは、ひとえに私の嗜好からくるもので、私が美味しいと思うものを食べさせるのだから、子供は初めて食べる牡蠣が生だったせいで牡蠣とは生で食べるものと思っていたらしい。
ああ 美味し!


牡蠣の殻開けば吸い込むばかりなり  mi




2020年1月22日水曜日

チャイナペイント クリスマスローズ

自筆 チャイナペイント「クリスマスローズ」

春に先駆けてクリスマスローズが咲き始めた。
少し膨らんだ程度だが確かな蕾だ。
常緑の植物なので手がかからないし強いと思う。
我が庭の植物はほとんどが宿根草だ。ほっておいても次の年には花が咲く。肥料はやりすぎは良くないというので、ほどほどの手入れが私には合っていると思う。

しっかりとした茎に「キタキチョウ」がしがみついて、越冬しているのを見た事がある。常緑の葉の影とは良い場所である。翅を閉じて動かない姿勢に感動した。



クリスマスローズ硬き蕾の春めけり  mi


2020年1月15日水曜日

一期一会

皇居平川橋より
お濠に映った冬の雲、点々といる水鳥。

ある朝、「おはようございます」と声をかけながら、一人の先客がいるバス停に並ぶと、その先客の女性は振り向きながらにっこりと挨拶を返した。
「寒いですね」と私が言ったのを皮切りに、今朝の大山の雪模様、その方の郷里の北海道の雪の話、同年代同志の会話は次々と沸いてくる。

私とその女性は初対面、なのに、バスを降りる頃には、私が横浜で高校時の同級生と待ち合わせをしてホテルのカレーを食べに行く事、その女性は伯母様のお見舞いへ行く為、今娘の所へきている事など知ってしまった。
別れ際、「今日は横浜で楽しい一日を過ごしてくださいね」と彼女、私も「あなたもお気をつけて」

これは一体!
彼女の笑顔のなせる業なのだ。
私は知らない人と楽しいひとときを過ごしたのだった。きっと彼女は誰に対してもにこやかにやさしく接するのだろう。オバサン達は語りたいのである。その時の事を思い出すと、笑いがこみあげてくるのだ。



真向いを雪の阿夫利嶺バスを待つ   mi




2020年1月10日金曜日

セージ


セージは息の長い草花だ。
去年の夏から約半年も咲き続けている。
しかし、徒長した枝と奔放に花穂を伸ばす様が、いかにもうるさく感じてきたので、根元からばっさりと切ることにした。
春には又芽吹いて花を咲かせる事だろう。


寒に入るセージの藍の黒ずみて  美代

2020年1月7日火曜日

キーウイ


我が町も老人が増えてきた。
空き家も目につくようになり、ここの住人は一体どこへ行ったのだろうと思うことがある。
高齢になり息子さんの所へいらしたのか、病院へ入っているのか、住みよいマンションか施設へ移ったのだろうかと。
昔は植木や花を育て草を抜き、きれいにしていただろう庭は、荒れ放題になっている。
キーウイは庭を超えて鬼胡桃の天辺まで伸びていた。
たった一つ生き生きとした実りがあった。



キーウイ熟れ空き家息づく冬の空   美代


2020年1月1日水曜日

お正月



 
 
 
 
 
明けましておめでとうございます。
今年も恙なく暮らせますようお祈りします。
大きな災害がありませんように
事故やテロが起きませんように
助け合っていけますように
お祈りします。

松の緑は変わらず、悠然と構えているようです。
セージの藍色は、花では無くそれを包む「苞」である為、寒くなっても花のように見えてお得な草花です。
今年もよろしくお願いします。


松活けて辺り鎮まる去年今年  美代



2019年12月25日水曜日

シュトーレン 菓子



クリスマスのお菓子「シュトーレン」は、友人が毎年焼いてくれるお菓子だ。中身にドライフルーツが詰まった発酵させないパンだという。まるで雪のように砂糖がかかっている。

薔薇模様の磁器は
右→ ドイツ・マイセン製の茶葉入れ(本物)
左→ 私が真似て描いた薔薇のカップ

職人は幾枚でも同じ模様を描く、何人もいる職人が同じ薔薇を描かなければ商品にはならないのだ。
といっても、これは市販のカップに私が自分用に描いた物、満足の1品である。




2019年12月21日土曜日

イルミネーション


六本木東京ミッドタウンです。
友人に誘われて観に行きました。
いろいろ変化する色の中でも、青がやはり綺麗ですね。
自然の色があるとホッとするのかもしれません。



六本木一つ降りたる冬の星   美

2019年12月16日月曜日

庭の千草 6


・ツルウメモドキ(ツルに赤い実)
・アブチロン(赤いちょうちん)
・セイタカアワダチソウ(黄色)

今年活けた花材はほとんどが我が庭の草花である。(今日は河原でセイタカアワダチソウを頂いてきたが・・)
若いころ剣山を使った伝統的な生け花を学んだが、年を取るにつれて剣山は使わず、投げ入れのにぎやかな彩りに惹かれるようになった。イングリッシュガーデンのような多彩な取り合わせもいいなあと思うようになったのだ。
かくして、このような自由な活け方を楽しんでいる。
芭蕉の言う「不易流行」にも似てはしないだろうか。
伝統的なものを大事にしながら、新しい変化を求める流行に楽しみを見つけているのである。



枯野にも枯るる華やぎ日の射して   美


2019年12月11日水曜日

冬瓜

冬瓜 

冬瓜スープ(椎茸、鶏肉)


頂いた冬瓜は、近頃流行りの小ぶりである。
といっても25センチほどもあるのだ。
大きく切ってスープに。椎茸のだしが効いている。

冬瓜を届けてくださったTさんと家庭菜園をやっていた時、私達の焚いた煙に消防車が来たことがある。 抜いた草を積み上げて火をつけると、一気に炎は3メートルを超え、その煙はもくもくと高く昇り周りの住宅へ入りこんでいった。誰かが通報したらしく消防車はすぐに来た。その炎の大きさに驚き後の事は覚えていない。

草を焚くときは、少しづつ分けて火をつけねばならないらしい。そう言えば、畑に上がる煙は細くいつまでも続いている事を思った。今でも懐かしく思い出す出来事である。



遅き夜の冬瓜スープ透きとおる   美


2019年12月7日土曜日

庭の千草 5

・つわぶきの花
・あやめの葉
・ヤブランの黒い実
狭い庭にも花材がまだあるものだ。
ヤブランの黒い実が茂った葉の中に隠れていた。


 
大嘗宮一般参観へ(12月5日)

2万人とも言う人並み、坂下門からたどり着くまで2時間ほどかかった。
大嘗祭(だいじょうさい)とは、即位された天皇が献上された新穀を神々へ捧げ自らも食し、五穀豊穣と国家国民の安寧を祈願する神道による儀式。それが行われたこの舞台は、この後取り壊されるという。
約1300年前からとり行われた通りに、屋根は板ぶき、壁はよしず張りだった。
伊勢神宮に似ていて、我が家の神棚にも似ていた。



石蕗咲くや皇居に並ぶ人いきれ   美



2019年12月3日火曜日

蜜柑


自筆 チャイナペイント「蜜柑」
 

下絵付けは、素焼きの生地に絵付けをしたもの。上絵付けは釉薬をかけ焼成してつるつるした生地に描くもの。
チャイナペイントも、白い磁器に上絵付け用の絵の具で描いたものです。
それを800度の電気炉で焼成しています。
絵の具は釉薬の中へ溶け込んで、表面にはでていません。
描く事が楽しいのです。
オレンジ1色で量を厚く塗ると濃い色に、少量を薄く伸ばすと淡い色に、白い花色や葉は皿の白そのままを活かし筆で色を拭き取ります。

冬の果物というと蜜柑が一押しだ。
祖母の家の裏に大きな蜜柑の樹が数本あった。
原種に近い蜜柑の樹は枝が密集していて、その間を登るのはトゲに刺されたり服が引っかかったりして、至難の業だった。
ハサミを使うわけではないので、蜜柑の皮を半分枝につけたまま千切りとっていた。
蜜柑のへそに親指を入れると「ボコッ」と音がして、香りが噴出してくるのだ。手が黄色くなるほど食べた。


蜜柑もぎ香気たつ手の濡れてくる   美


2019年11月30日土曜日

赤蕪

赤蕪(ビーツ)のスープ
は

紫大根のソテー

ビーツの3センチほどの小玉を1個入れただけだが、この鮮やかさ。じゃがいも、白菜、人参等全部染まった。
白い蕪も一緒に浅漬けにすると真っ赤になる。
紫大根をフライパンで焼くと紫も際立つし甘い。

近所の友人が家庭菜園を作っていていつも分けてくれる。この珍しい野菜たちも有難く頂いた。


赤蕪の茎もつらぬく緋色かな  美代


2019年11月26日火曜日

悴む(かじかむ)


朝から小雨の降る日。
公園に予定していた花壇作り決行、市から100株の花が支給されたので植えねばならない。
放置されがちな公園の花壇を見ているので、綺麗に保つには人目を引いて関心を持ってもらう方が良いと思っていた。
係となったからにはと、少しデザインを施し虹をイメージして皆さんと一緒に植えた。
子供たちは喜んでくれるかしら。


草の根の深さに掘りて悴めり  美代