しかし 土手には「ほとけの座」がピンクの絨毯を作っていた。
春一番に咲き始める花といえるかもしれない。
春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、
すずな、すずしろ)の中にも言われている。
七草の仏の座は別名「コオニタビラコ」という黄色の花が
咲く植物で、この写真のホトケノザは七草の仏の座では
ありませんでした。
冬鳥の鋭い声もいつの間にか聴かなくなって、
音の絶えたような長閑さである。
木霊して物の芽山を膨らます 茜
(こだましてもののめやまをふくらます)
春の季語; 芽、ほとけの座、耕し