曼珠沙華は早くから咲いてもう盛りを過ぎようとし
ている。それでも、夕方草むらで見る華は幻想的だ。
少し歩くと、谷戸(やと)の人家を見下ろす所へ
出る。 山の影になって日暮れの早い村に灯が
つき始めた。
この頃、あちこちから煙が昇っている。
今日の終いの草を焼いているのだろうか。
細く青い煙は谷戸を出ていかず、ゆっくりとそこらを
覆いながら広がっている。
この状景を句にしようと試みてきましたが、難しい
です。写真は望遠にして撮りました。
桃剥いていたわる言葉探しおり 茜
(ももむいていたわることばさがしおり)
谷を這う煙の青く曼珠沙華 茜
(たにをはうけむりのあおくまんじゅしゃげ)
秋の季語; 桃、 曼珠沙華