鴛鴦(おしどり)の オスの冬羽はきれいだ。
尾の前に、黄色のイチョウ羽といわれる羽根をたてる。
メスは鴨に似た地味なグレーらしい。
オスもまた夏羽の色はグレーになり鴨に似るという。
この日は雄が一羽だけいた。
メスは近くで巣作りをせっせとしているようだ。
鳥のメスは働き者、誰かに似ている。
小さな小川にくるくると回っていた。
人家の少ないこの辺りは水が澄んでいた。
鴛鴦の尾より流れて又のぼる 茜
(おしどりのおよりながれてまたのぼる)
冬の季語; 鴛鴦(おしどり)
俳句と野草のページです。 無断で写真を使う事は出来ません。