玄米を水に浸した。
日向水くらいの温度にして一日置くと
「発芽玄米」となる。
米の先に見えない程のわずかな突起物が
できる。それが発芽した証拠だ。
窓から差し込む陽は冬木の影を揺らした。
時どき食べたくなる玄米食。
白米に混ぜて炊いても良いし、玄米だけに
する事もある。発芽した玄米は白米と同じ
位に柔らかい。
香ばしく噛み締める味がいいのである。
玄米を浸す水に揺れ冬木立 茜
(げんまいをかすみずにゆれふゆこだち)
生きるとは削ぎ落としゆく冬木立 茜
冬の季語;冬木立
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