(望遠レンズで撮りました)
丹沢山塊の登山道入口を1kmほど歩いた所で
谷を隔ててこんな風景に出会った。
岩登りの練習風景と言ってもいいのだろうか。
この岩登りを楽しんでいるようでもある。
よく見ると綱一本に全体重をあずけてよじ登り、
切り立って垂直に近い岩壁に、人間が挑戦している。
なんと無謀で逞しい人達だろう。
どうか無事で楽しんでくださいと願わずにはおれなかった。
命綱かかる大岩滴れり 茜
(いのちずなかかるおおいわしたたれり)
命綱張りし登攀岩灼ける 茜
(いのちづなはりしとうはんいわやける)
夏の季語;滴る、灼ける