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湯たんぽ
(藪柑子)
初詣の帰り道、横道へ入ると家の裏には畑があ
り家の賄いに使うと思える少しの野菜が残っ
ていた。
その間を縫う幅1mほどの小道に、見逃しそうな
「市道」という小さなセメントの標識が埋めこま
れていた。
昔からの古いお寺にお参りするかつての街道だっ
たのかもしれない。
竹薮の入り口に「藪柑子」が赤い実をつけていた。
私は就寝の時に毎日「湯たんぽ」を使っている。
プラスチック製なので触れてもそれ程熱くない。
湯は丸一日冷えないので、今のところすこぶる
気に入っている。
二階へ行く手に湯たんぽの波の音 茜
冬の季語;湯たんぽ、藪柑子(やぶこうじ)