「あけび」の花が咲いていた。
顔を近づけると、ほのかな良い香りがした。
秋に紫の実になり、熟すと中の白い果肉が美味。
蔓は細くしなやかで籠細工等に使われる。
一度庭に出てきたあけびの蔓で、小さな籠を編んだ事がある。
若い蔓は、数メートル伐っても、太さがほとんど変わらないから良いのだと思う。
実は生らなかったけど、何故かはわからない。
雄雌異株なのだろうか。
雨がしとしと降り続いているが、季語でいうと「菜種梅雨」というのだろう。
蘂が伸びた写真を追加しました。
花通草二人暮らしの傘を干す 茜
(はなあけびふたりぐらしのかさをほす)
春の季語;通草の花