2012年6月28日木曜日
一本植えと不耕起栽培
一本植えの水田は、10センチになった頃、苗を一本
づつ植えていく。(現在は30センチ位)
8月頃の分けつ(稲の株分かれ)は凄まじい。
この一本の株が握れない程の太さに育っていく。
種籾も少なくて済むこの植え方に憧れている人
もいるという。
上の写真右が、不耕起栽培の水田、
写真左が、普通の水田。
不耕起栽培の田は、一度も耕さない田の事で水を張った
だけの水田に、じかに種籾を蒔いている。
水の張られた水田では,水田に残っている藁くずや
イネ株の分解が進み、分解残留物は春にサヤミドロの
栄養源となる。サヤミドロは稲作中に堆肥の代わりと
なり、ほとんど肥料をやらなくても水田耕作が可能と
なる。手間が省けるのが特徴だ。
この二つの田を比較すると、不耕起栽培の方はもう
株が青々と逞しい。収穫も多いそうだ。
散歩の途中で見る田にもいろいろある。
成長を見守るのが楽しみです。