2012年8月5日日曜日

ツルヨシ


八月七日は立秋ですね。
俳句の季語では、立秋から立冬(十一月七日頃)の
前日までを秋としています。

秋を思わせる穂が道端に出ていた。
ヨシの仲間の「ツルヨシ」ではないかという事だ。
2メートルほどの丈で、川の近くに群生していた。
ヨシとは、葦(アシ)の事だろう。
薄(すすき)とも違う穂の形が涼しげだ。
活けてみると穂の色が淡く、背景が明るくては
映えなかった。
廊下に下ろして撮ると、
白い花粉が落ち床はさらさらとした足触りとなった。



折り取りて思わぬ花粉葦の花    茜



秋の季語;葦の花