午後の4時を過ぎるとすぐに夕闇が迫ってくる。
この写真も4時ごろで、丹沢大山の稜線に陽は落ちてしまう。
この最期の華やぎのあと、いっきに辺りは暗くなってくる。
「くぬぎ林」には落ち葉がだんだん積もってきた。
一見夕日を透かして紅葉に見えるが、茶色の枯葉なのである。
小道に落ちて「どんぐり、しいの実」がとんでもなくたくさん溜まっている。
スペインにどんぐりを食べて育ったイベリコ豚がいるように、
このどんぐりを近所の豚君に食べさせたらどうなるかしらと想った。
かわたれの落葉踏む音重なりぬ 茜
冬の季語;落葉