丘陵地帯のあちこちに水木の白い花が盛りだ。
落葉高木、高さ10メートルを超える木もある。
五月ごろ白い小花を密生、果実は紫黒色に熟する。
春先、枝を折ると樹液が滴るのでこの名があるという。
街路樹によく見られる「はなみずき」は別物である。
五月、緑が濃くなっていくこの季節は、動植物が
うごめいているようにも思える。
庭にもトカゲの子が走るようになった。
夏が来たのである。
水木咲き山の端からうねりだす あかね
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