近所の庭が剪定真っ盛りだった。 あんなに綺麗だった糸ヒバが、さっぱりと坊主に伐られ下に沢山の枝葉が落ちていた。そこで、少しいただけないかと言うと快く分けてくださった。葉は柔らかく、柳のように長く垂れていた枝は良くしなり、輪を作るのに最適だった。葉は一見プラスチックのようにもみえるが、意外にも尖っておらず、触れると心地よかった。 数か月かかって採り貯めていた「カラスウリ」「ツルウメモドキ」「ノイバラの実」「自然薯の種」を配して出来た。 皆さんに解かって頂きたいのは、これらの木の実や野草の実は、決して人の目を楽しませている所の物ではなく、誰も通らない藪の中に分け入って採取したものです。