ジャケツイバラは蔓性の植物です。
登山口を入ると、すぐに深山渓谷の風景になった。
その周辺を歩くだけの散歩のような山歩きである。
連れ合いは、小さな釣竿を持ってすぐに見えなくなった。
沢へ降りてしまったのだ。
渡る風は心地よく、見上げると「ジャケツイバラ」が
谷へつきだすように黄色い花を咲かせていた。
蛇のように絡まる蔓らしく、高さ20M程まで樹に巻き
ついて登っていた。
さまざまな夏草と木の花がうれしかった。
気がつくと、木々を渡る風の音、沢から昇ってくる水音が
ざわめきとなって、他に何も聞こえないような空間だった。
薫風や笛で応える山歩き あかね
(くんぷうやふえでこたえるやまあるき)
夏の季語; 風薫る、薫風