このコスモス畑の前で胸をうたれた。
美しい、さりながら雨風に翻弄され一本として真っ直ぐ
立っている花は無かった。
倒れながらも、半身を起こそうとしている形だ。
山陰の小さな捨て畑に、せめて種を蒔いて労ったのだろう。
昔ながらの、素朴な色のコスモス達だった。
美しさと哀れさを詠みたいけれど難しいです。
こすもすのうねりは風を呼びやすく あかね
捨て畑の風の荒らぶる秋桜 あかね
(すてばたのかせのあらぶるあきざくら)
秋の季語; こすもす、秋桜(こすもすのこと)
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