遠回りの散歩をしていると、いろいろ
落ちているのをみつける。
何の実だろうと思いながら拾ってしまう。
どんぐりまでは分かる。
丸いのはサルナシの実?だろうか。
玉虫の翅は、死んでも色を失わないようだ。
生きている時と同じような色だが死んでいるのだ。
箪笥の中に入れておくと着物が増えるという俗信が
ある。法隆寺の玉虫厨子にはこの翅が用いられている。
玉虫の己が死知らぬ色あわれ 茜
(たまむしのおのがししらぬいろあわれ)
玉虫の死を受け入れぬ色として 茜
(たまむしのしをうけいれぬいろとして)
夏の季語;玉虫