2014年6月20日金曜日

木苺


 林の近く、道端によく見かける木苺である。
食べると甘酸っぱく、でもすぐに忘れてしまう味。
たくさんは無いので、せいぜい1,2個摘む程度だ。
連れに一つすすめても、「結構です」と断られる。
彼は道端の木の実、あるいは虫がついているかもしれぬ物は
断じて口にしないのだ。
それなら、農薬のかかっている量産品の苺なら旨いのか。
そんな筈はないでしょう。
一度は食べてごらんなさいよ。



 会える日の近し木苺摘み溜めて        あかね