雨の北鎌倉行きとなった。
名月院の紫陽花は人波に隠れてしまうほど。
総勢7名のグループは、東慶寺の方へ歩くことにした。
露座仏の後ろの崖は「岩煙草」が満開、
半夏生も花菖蒲もほたるぶくろも雨に濡れそぼっていた。
約2時間吟行のあと句会となった。
岩煙草濡れおり谷戸の尼の墓
尼寺のほたるぶくろに灯を入れよ
谷戸深く青梅落ちる音したり
紫陽花を見る人波を抜けてより文士の墓の並ぶ寺奥
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