去年植えた巨峰が実をつけた。
夫はさっそく小指の先ほどになった実の房に袋を掛けた。
最初はぎっしりと粟粒のような実が付いたが、
しばらくするとおのずと摘果したように、実は少なくなり
ちょうと良い間隔になっている。
袋は、うちわが入っていた和紙の封筒だ。
堅いこの和紙は風を通さない為、下の角を切ってみた。
果たして大きな巨峰となるのでしょうか。
お楽しみー。
初生りのたった一つの袋掛け あかね
短歌
南天の花ほろほろと髪に付き
吾が身立たせる青葉風吹く