辛夷の花の蕾は日毎に膨らんでくる。先日作った句はもう古くなった。 枝にかかるように「昼の月」が出ている。昼の月が白く見えるのは青空の影響だという。人間の目から言うと、月の黄色に空の水色が混じってしまい白っぽく見えるのだそうだ。
お寺にお参りすると新しくなった山門に仁王像が居心地悪そうに立っていた。口を開けた阿形(あぎょう)像、口を結んだ吽形(うんぎょう)像である。山門が古びて元のように落ち着くまで時間がかかりそうだ。
昼月の白く辛夷の膨らみぬ mi
↓は今日の辛夷、↑は2日前の辛夷。
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