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翡翠(かわせみ、ひすい)
(嘴の黒い雄、 下嘴の赤いのは雌)
翡翠(かわせみ)はしばらく動かなかった。
この川をテリトリーとして下流から上流へ
又逆方向へと飛ぶのを止めない。
その翡翠が、川の曲がり角の土手に休んでいたのだ。
大きな目には何が映っているのだろう。
一年を通して見られる鳥だが、色の涼しさから
夏の季語とされるようだ。
川幅2m、水嵩50cm程の小川をこの世と
忙しく飛び回っているのだ。
私の動体視力では追うことは出来ない。
今日はどこに出没しているだろう。
翡翠の飛ぶや光となりにけり 茜
(かわせみのとぶやひかりとなりにけり)
翡翠や風も日も澄む山暮らし 茜
夏の季語;翡翠(かわせみ、ひすい)