2009年6月26日金曜日

やま山葵(わさび)の花

六、七年前、北海道の空港で小さな「やま山葵(やまわさび)」を買った。
別名「ホースラデツシュ」である。
トレイにたった10センチ程の棒のようなものが載っていた。
それを擦って使った後を土に埋めておいたら、 芽が出て
あっという間に大きくなった。
丈は1メートルにもなり、葉も茂り根も広がった。
根を掘って、刺身に、蕎麦に、サラダに、もちろんステーキにと
擦っては、そのツンとくる味を楽しんだ。

今年初めて花が咲いた。根が丈夫に なるのだろうか。
我が家のやま山葵ブームも落ち着き、時々思い出しては 根を掘りだして
熱いご飯の上に擦って食べている。やはり鮮烈。ツーンとくる。

やま山葵茂り過ぎればひと括り        あかね

(やまわさびしげりすぎればひとくくり)