千載一遇というべきか、カメラを構えるようになってからこの10年間で私にとって一度きりの落暉だった。わずかの間だったが何か起きそうな気がする程鮮烈な光だった。大山の頂上に当たってチンダル現象ともいうべき影のような筋が出来ていた。このような自然の前で人は時として不安にかられるようだ。明日という不確かな日が本当にくるのか。
冬の夕焼は弱々しく淡い色が多いが、雲に反射して強い光になったのだろう。あたりは漆黒の闇が迫っていた。(2011年にも掲載)
寒落暉恐れる闇を深くせり 美代
俳句と野草のページです。 無断で写真を使う事は出来ません。
今年もよろしくお願いします。
小寅は12年前みちのくの友人から頂いたもの。大寅2頭は自作の土鈴の寅です。石膏で金型から作り数十個焼いて配りました。(昔は元気だった・・・)
南天、千両、水仙、菊、アブチロン海外へ赴任していた長男も勤務を終えて帰国しました。事故にも遇わずコロナにもオミクロンにも掛からず無事帰国できたことが何よりうれしい年末でした。今年は良い事がたくさんありますように。
青空へと続く石段初詣 美代