2021年4月29日木曜日

ギシギシ、 アカシアの花

ピースサインの緑がギシギシ

ニセアカシア(針えんじゅ)

花が増え続ける ラナンキュラス ラックス(一株)
 
ギシギシは田畑の土手や野にある雑草である。畑に一度生えると消えず厄介な雑草らしい。野草をポキリと折る時少し後ろめたい気がするのは、以前「それ山野草?」と聞かれてそうだと答えると、「山野草は採っていけないのよ」と咎められた事があるからだ。田舎のこの少し歩けば田畑のある里山の細い道を行くと、足下には私にとって花園、ヒメジョオン、紅花ユウゲショウ、ドクダミ、露草、スイカズラ、ギシギシだってあるのだ。採っていけない絶滅危惧種のような山野草と引き抜いて良い山野草がある事を話してみたが、分かってくれたかどうかわからない。興味の無かったただの雑草でも、一度花束にしたり鉢に植えたりした雑草をみると、にわかに特別な花に見えてくるらしい。私の庭の雑草は山野草である。庭の草取りも出来ないではないか。
 
土手の濃い緑のギシギシの穂を2本頂いて活けてみた。ラナンキュラスは案外丈夫で1株にこれほど花が付くとは思ってもみなかった。春ジオン、フェンネルの細いモヤモヤをあしらいにして。    アカシアの花は、周りが緑濃くなっていく中で白い花が目を引いていた。
 
 
ぎしぎしを手折り夕風湧く予感  mi

2021年4月25日日曜日

落とし文、一輪草、山藤

今日の落とし文

以前見た 落とし文

一輪草

山藤  (どうしてか上手く載せられない)

落とし文を見つけた。栗、くぬぎ、楢等の広葉樹の葉を虫が巻いて中に卵を産み付けて落す。何の葉を巻いているのだろう。約2センチのちょっと小さめだ。以前見つけた物の半分ほどの大きさだ。葉によって大きさが変わるのだろうか。その虫の個性なのか。       一輪草の群生を見にきて、落とし文、山藤を見たので得した気分だ。

 

風抜ける曲がり道なり落とし文   mi

 


2021年4月21日水曜日

庭の草花 ホウチャクソウ、アジュガ

 


ホウチャクソウ、黄色のエビネ、アジュガ、さくらそう

 
青楓、赤いアブチロン
 
 

アジュガ、クリックすると観易くなります
 
庭の隅に出ているホウチャクソウ、釣鐘のような花を付ける。アジュガ(西洋十二単)は増えて広がっている。もう十年選手だ。いろいろ植えていると、すっかり忘れていた花が思わぬ所から出て来る。その驚きと喜びは庭いじりのご褒美だ。  
狭い庭に青楓の緑陰ができた。夫も庭へ出て緑陰の下に腰かけ、楓の花の花蕊のような物が降ってくるのを楽しんでいる。
 
青楓仰げば見えぬもの降りて   mi
 

2021年4月17日土曜日

燕、ラナンキュラス、キランソウ,十二単

 
ラナンキュラス

キランソウ
 
十二ひとえ
 
つばめが今年もやって来た。どうかカラスに負けないで無事卵を孵して巣立ってほしいと願うばかりだ。玄関を開けるとすぐの天井近くに巣を作って、もう何年になるだろう。その半数はカラスに巣ごと落とされている。この巣は去年2回修繕をした古い巣、又使うらしい。
 
ラナンキュラス・ラックスは髭根を植えてから半年かかって咲かせた花だ。   キランソウも十二単も散歩の折に見つけたもの。関心を持って見れば、すぐ近くにこんなやさしい草花があるのだ。
 
 
 
燕きて家の内外掃き清む   Mi

2021年4月11日日曜日

筍尽くし

 

 
裏山で採れたという筍、3本で500円だった。帰宅してすぐに茹でると切る傍からほろほろ崩れそうな柔らかさだ。
 
・筍ごはん ; うすあげと一緒に炊き込む
・筍と若布と鶏肉の煮物 、、、、、、、、、
・筍の酢味噌、、、、、、、、、、、、、、、、、
・鯵のたたき、、、、、、、、、、、、、、、、、、
・カリフラワーのサラダ、、、、、、、、、、、、
 
筍に裏山の風ついてくる  Mi
 

2021年4月6日火曜日

花水木


 
我が庭に1本のハナミズキがある。アメリカヤマボウシとも言うらしい。
 
近頃ブログに生け花を載せるようになって、皆さんに見て頂けるのは有難く嬉しいかぎりです。
私は中学生の時「生け花」を習いはじめて、約20年程先生のお宅にお稽古に通った。住所が変わると同じ流派の先生を探して習った。それ程気に入ったのだ。夫の赴任ついてアメリカに住んだ時は、サンフランシスコの支部に出向き、日系二世の方とお稽古させて頂いた。たまに日本から家元宗匠がいらして、日本ではお目にかかる事はないだろうお方に感激したこともあった。日本の武道は、有段者になっても道場へ通い修練を積むのと同様、華道もお稽古に終わりはないのである。 、、といっても現在は一人で楽しんでいるだけですが。
 
学ぶにつれて立花という伝統的な美感と九つの役枝からなる難しい活け方も習いましたが、今の生活にはは大きな床の間も無いし採光の良くない玄関にも置けない。ただ投げ入れの手法で花瓶に活けています。
 
材料;ハナミズキ、アブラナ系の黄色、デイルの葉、スノードロップ
写真2枚の違いは テーブルクロスの違いです。
 
 
野の風となるまで漕ぐよ半仙戯  mi
(半仙戯→ぶらんこ)
 

2021年4月2日金曜日

アスパラガス

キタキチョウが冬眠から覚めたらしく、ススキの根元によろよろと飛んできて止まった。そっと近づいたが動こうとしない。
庭の一株のアスパラガスが新芽を1本出した。その場で折り取って食べたが甘くてみずみずしかった。
去年11月に植えた「タイツリソウ」「ラナンキュラス ラックス」も花をつけた。やっと無事咲いてくれて良かった!   ラナンキュラスは特に期待していたので、もっと花径が大きいかと思っていた。でも3株、3鉢もこれが咲いているので集めてみると豪華だと思う。去年蒔いていた草花がこれから咲き始めるのを想像すると、もうすでに庭は花いっぱいに見えてくるのだ。
 
 
息詰めて初キタキチョウ近くせり   mi