檀の実の写真を撮っていると、近くで草を刈っていた方が「採ってあげようか」と、鎌の先を伸ばして、少し高いところの一枝を切ってくれた。大きな葉は付けたままにしてもらった。
数本が並んで茂って、実の付きようは半端ではない。 田んぼから続く藪としか言いようのない、竹や他の木々に混じっている檀の木、この赤い実の時にだけ、檀の木の存在に気づくのである。
蟷螂(かまきり)が例年どおり卵を産むらしい。昨日は玄関に居て暖をとっていたようだが、いつものところに現れた。腹だけがぷっくりとしている。この蟷螂が害虫を喰ってくれるおかげで、庭の葉は虫食い跡もなく育ってくれる。頑張って卵産んでね。
枯蟷螂ふりむきざまの顎尖る miyo