2022年11月27日日曜日

檀(まゆみ)の実、蟷螂(かまきり)

檀の実の写真を撮っていると、近くで草を刈っていた方が「採ってあげようか」と、鎌の先を伸ばして、少し高いところの一枝を切ってくれた。大きな葉は付けたままにしてもらった。


数本が並んで茂って、実の付きようは半端ではない。    田んぼから続く藪としか言いようのない、竹や他の木々に混じっている檀の木、この赤い実の時にだけ、檀の木の存在に気づくのである。

蟷螂(かまきり)が例年どおり卵を産むらしい。昨日は玄関に居て暖をとっていたようだが、いつものところに現れた。腹だけがぷっくりとしている。この蟷螂が害虫を喰ってくれるおかげで、庭の葉は虫食い跡もなく育ってくれる。頑張って卵産んでね。



枯蟷螂ふりむきざまの顎尖る   miyo

2022年11月21日月曜日

皇帝ダリア、芙蓉の実、花の手箱

可愛い小学生のお客様が見えるので、歓迎のリースを作って迎えた。材料は「ガウラ」という植物。白い花が咲いた後の枯れを、根本から切りとり丸く結わえたもの。さっそく「この赤いのは何?」と質問されて「これはカラスウリ、野原にぷらぷら下がっているのよ」と答えた。

皇帝ダリアは電線に届きそうだ。

酔芙蓉の艶やかさも無くなり、硬い実となった。中から絮が出て来ている。

箱に花を詰めて、息子のお嫁さんへのプレゼント。夜写したので色が良くない。残念!
緑がかった菊、黄色の濃淡のトルコキキョウ、
バラだって真っ赤一色ではないのに!


お孫さん達と遊びに来てくれた。夫の幼馴染というのは、兄弟でもない、親戚でもないが、どこか頼りになる存在である。中学生の頃、彼ら二人で手製の「綿火薬」を作り、それが急に燃え上がって顔に火傷をしたそうだ。そんな事をしても誰からも咎められはしなかった。いたづらのような実験のような事を繰り返していたらしい。良き時代を過ごしていたのである。


あれからの刻の速さよ冬の星    miyo 

2022年11月17日木曜日

かりんの実、野ぶどう、茶の花、鯵

     花梨 かりんの実 (誰も住まなくなった庭に)
 野ぶどう:白い実から青、紺、ピンクと色がついてきた。

      茶の花; 結構な花の数が咲き落ち方も激しい。

       鯵、長崎産。久しぶりにまとめ買い。

        鯵を三枚におろし、刺身に。下手ですねー。

久し振りにスーパーへいったので、大きな鯵4尾買う。全部を三枚おろしにして刺身にする。皮を剥ぐところが、上手くいくと気持ちよいのだ。サーッと剥ぐ。半分は冷凍にする。魚を飽きることがないのは、子供の頃から食べていたせいか、特に鯵は淡泊な味の為だと思う。

塩ビ管、直径7cm×2mを買った。タクシーの運転手さんに「雨樋にでもするのですか」ときかれたが、ソファー用に炬燵の脚を長くしてみる為である。はたして思惑どおりに、炬燵の脚4本がそれぞれすっぽりと、切り分けられた塩ビ管の中に納まった。それで15cm高くなった、スマートなソファー用炬燵の出来上がりだ。


引っ越せばすぐに荒れ庭花梨の実  miyo

2022年11月12日土曜日

朴の実、檀の実、木蓮の実、イヌマキの実、

朴の実は、約13センチ位。あの花の大きさを想うと、なるほどという大きさだ。

色づいた檀の実の殻

檀の実の殻が弾けて、中からさらに赤い実が見える。
7月ごろの檀の実

              木蓮の実


イヌマキの実、生垣になっていた。人形のように2つ並んでいて、赤い方は食べられるそうだ。

秋になると木や草が実を付ける。「来年も生るよ!」という意思表示に思える。鳥に食べられるようにと、赤くなって目印にしているに違いない。    檀の実のその後はどうなるのか、後日撮ってお知らせします。


何の実と一人小春の風に訊く   miyo

2022年11月8日火曜日

穂芒、庭の千草、孫と生け花、芋きんとん

小鮎川の穂芒が夕日に映えて真っ白にふわふわと。


お寺の庭の日暮れ、苔が1年中美しい庭。

孫と活けた花。  庭に残っていた花を一緒に摘み取り、孫が活けた。いままでに何度も私の生け花を見ているので、似た形になるのは むべなるかなである。彼女のこだわりは、最後に入れた黄色く枯れた「紫蘭の葉」だった。

さつま芋のきんとんに、小豆をかけた1品。美味しいよー!


孫も大学2年生、大きくなったものである。芋きんとんも一緒に作り、久しぶりに愉しかった。・・・・という事以外には変化もなかったここ1週間でした。めでたし。


穂芒のふくらんでくる夕日かな   miyo

2022年11月2日水曜日

我が家の小花野、赤まんま、アキノノゲシ、芋羊羹、

我が家の小さな花野です。宿根草が多く、手間いらすの自然派。

田んぼに一叢の「あかまんま」
アキノノゲシ

さつま芋を蒸かしてつぶし、四角に切った「芋羊羹」レトルトぜんざいをかけて。

気になっていた刈り残された稲田は、ようやく刈られました。めでたし!

ウオーキングの途中で遇う人と会釈で挨拶するが、たまに「こんにちは」と声をかける事もある。すると、相手も返してくれて、少し距離がちぢまった感じがする。顔を一応観るからだ。歳の割には速足の人、ゆっくりとおしゃべりしながら歩く人、病後なのか足を引きづっている人、それぞれの人生を歩んでいるのだと思った。



風乗せて花野行きですトラクター    miyo