2021年11月27日土曜日

アメジストセージ、セイタカアワダチソウ、洋種山ごぼう


 セイタカアワダチソウは世間で思われている程は花粉を飛ばしていないと識者が言っていた。虫媒花であるため花粉を飛ばす必要が無いらしい。だが地下茎が他の植物の発育を抑制するため有害植物になる。セイタカアワダチソウよりブタクサの方が花粉症を起こすらしい。それにしても花はうつくしい。きれいに並んで姿勢よく真っすぐに立っている。それに、この辺りの藪にあるのは50cmほどの高さしかなく猛々しさがない。洋種ヤマゴボウもまだ青々としている。霜が降りるのはもう少し先のようだ。
         放棄田のセイタカアワダチソウ

         干し野菜

晴れた日、残っている野菜をスライスして干してみた。シイタケ、トマト、茄子、オクラ、人参、など、太陽に当たった干し野菜にはビタミンDが増えそうだ。骨粗鬆症の予防にもなるかしら。この後、水で戻してからクタクタに煮てスープにします。

何にでもよじ登る孫。この子も早や高校生。
      

待ちきれず子は寒風へ飛び出せり  美代             

2021年11月23日火曜日

巨大レモン

          ソフトボール程のレモン 7個なった。
         ささやかな昼食。紅茶には巨大レモンを


昨夜のローストビーフ。。の中の3枚ほどを

たまにはホットケーキで昼食。タンパク質は昨夜の残りのローストビーフだ。生協で買った小さな角型のビーフ塊。お高い値段ではなかった。
【ローストビーフの簡単作り方】  
1,フライパンで四面を中火で10分ほど焼く。
   2,アルミホイルで包みさらに新聞紙でぐるぐる巻く。
3,そのまま3時間以上、半日は放置。 
その間に余熱で芯まで火が通るのです。
注「途中暖かいうちに切ると肉汁がドッと出てしまうので気長に」

毎日の食事、食べたいものを簡単に作るというのが目下のキッチン仕事である。


ホットケーキふわりといかず今朝の冬   美代

2021年11月20日土曜日

穭田、皇帝ダリア、イタドリの花、つわの花


                     刈田に又新しく出てきた茎を穭という。穭田(ひつじだ)

屋根を越えそうな皇帝ダリア


イタドリの花

庭のつわの花、セージに、道端のイタドリの花(中央薄黄色)を加えて。

「蕎麦食べに行こうか」と夫が言うのは体調のいい証拠。さっと支度するとコースを考えた。稲刈りの終わった田んぼを通っていきましょう。明るい穭田を見るのは好きだから。近くの庭先には皇帝ダリアが、道端にはイタドリの花が咲いていた。旅の疲れもやっととれて久しぶりに約4キロ歩いた。

佇みし布教の母子花八つ手  美代       

2021年11月13日土曜日

桜島



市電の芝生

富士山

錦江湾を挟んで桜島と鹿児島市が向かい合っている。街の真ん中を流れる甲突川はシラス台地から染み出た水で澄んでいた。並木はほとんど楠の樹だ。電線は埋設しているため樹々はのびのびと枝を伸ばして高い。
市電の線路の内側に、一年を通してよく手入れされた緑の芝生が敷かれている。以前友人に「芝生の手入れはどうしているのかしら」と聞いたことがある。友人の言うには「電車の下に刃が仕込まれていて、通るたびに少しづつ刈っているので特に芝刈りの必要もないのだよ。」なるほどよく考えたものだと感心していた。ところが最近タクシーの運転手さんに聞いてみると、「夜中に市の職員が手押しの芝刈り機で刈っていますよ」とのこと。ウーム、タクシーの運転手さんの方が現実的だなー。
帰りは晴れて飛行機の窓から冠雪の富士山が見えた。

冬暖かうす絹被る桜島  美代

2021年11月4日木曜日

帚木、紅蜀葵(こうしょっき)、赤まんま


帚木(後ろの赤)緑の紅蜀葵(モミジアオイ)、赤まんま(前)、野紺菊

赤まんま

庭にあった 帚木、紅蜀葵(こうしょっき)、野紺菊と、野原の赤まんまを組み合わせた。紅蜀葵(こうしょっき)別名モミジアオイは、2年草植物や越年草と呼ばれ種を蒔いてから2年目以降に花をつけるらしく、今年蒔いたこの草の赤いハイビスカスのような花は咲かなかった。俳句では紅蜀葵(こうしょっき)は夏の季語だ。来年は咲いてくれますように。
2日目から、帚木の色が染みだして色水になった。

茹で落花生
蟷螂(かまきり)
生落花生を茹でて食卓に。掘りたての今しか食べられない初物だ。庭には蟷螂がやってきて卵を産み付けるらしい。益虫だし腹が大きかったので草の上へ移しておいた。


蟷螂の来てくれし庭日の射しぬ  美代