2021年12月28日火曜日

冬田  生牡蠣

              広々とした冬田
冬田には何もない。田としての仕事を終えて、すっきりとした佇まいだ。しばらく休ませて置き、来年になると天地返しをして土を冷えた空気にさらし、虫等を殺して春に備えるようだ。私もこの田をみるようになって仕事を知った事が多い。

                枯芒

            生牡蠣 年に一度
友人が送ってくれた生牡蠣を頂いた。いつでも幾つでも食べたい牡蠣。殻を開けやすくするためレンジに少し入れてナイフで殻をこじ開けた。以前は一度に幾つも食べた牡蠣も、カロリーを考えるとこの位にしておこうと思った。有難く頂きました。

今年も私の拙く間違いの多い文にもかかわらず、御覧頂き有難うございました。皆様にお付き合い頂き感謝しております。来年もよろしくお願いします。又、私のやりたい趣味を好きなようにやらせてくれ面白がってくれる主人にも感謝したいと思います。

良いお歳をお迎えください。
次回は元旦にお会いしましょう。



  すずめ来てすぐ飛ぶ冬田の明るさに  美代

2021年12月25日土曜日

メリークリスマス

 


子供のいないクリスマスは盛り上がらない。
せめて花でも豪勢にいきましょう。昔の写真が登場です。スポンジの塊に水をたっぷりと吸わせそれに花を刺しています。花器と共に計量すると、3キロにもなりました。赤い林檎も仲間に入れています。

                                聖護院大根のスープ



たっぷりのスープ二人のクリスマス    美代

2021年12月21日火曜日

箒草(帚木)、 ヤーコン

  箒草から作った、箒(70cm)、巨大まつぼっくり30cm


          箒草が真っ赤に色づいた時

甘いヤーコン

ヤーコンを、(砂糖、塩、酢)で

箒草から作った箒を友人のIさんから頂いた。本物を初めて使ってみたが、元は草なので軽く、硬い割には弾力があり、先が細いのが又良くて隅の方まで届くのだ。Iさんは仕事をリタイアするとすぐに家庭菜園を借りて夫婦で野菜を作り始めた。しばらくすると周りの方が辞めた畑を引き受けて、今や230坪という広さを耕していろいろな野菜を作っている。おかげで、私まで作物を分けてもらい有難い事である。どこかおしゃれで、花も箒草も育てている。真っ赤な箒草が1列に並んでいるのは見事だった。
今日はヤーコンという珍しい野菜を頂いた。お勧めは生を薄くスライスして(砂糖、塩、酢)で頂くというもの。あるいはキンピラにして頂く。いつもお世話になります。


親の教えいつか身に付く箒草   美代

2021年12月17日金曜日

うるめ鰯、アブチロン


アブチロン、アメジストセージ

今年も残すところ2週間となりました。アブチロンでXmasの雰囲気が出たでしょうか。生け花はほとんど我が庭で育てた草花を使い、それに野の草花を少し足し、一度も店で買いませんでした。だからいつも同じ感じになってしまいます。この花達で今年のお花は終わりになりそうです。


うるめ鰯の酢味噌

うるめ鰯、一尾100円、買わずにはいられません。さっそくお昼のおかずに、指先で開き刺身に。柚子を絞って酢味噌でいただきます。

あいさつの拳触れ合う今朝の冬   美代

2021年12月11日土曜日

山茶花散る、 コールラビ

道路の端に、ピンクの布が落ちているように見えた。近寄ると山茶花の花びらだとすぐにわかったが、藪に囲まれてその樹がほとんど目に入らなかったのだ。見上げると4,5メートルはあろうかという高さに枝が突き出ており、そこから落ちていた花びらだった。放置しておくと山茶花は大木になるのでしょうか。(改めて見に行くと、土手の上にある樹でした、、)

             新生姜の甘酢漬け
                                         昼飯のふかし芋、しめ鯖
コールラビ
友人からいつも頂く野菜、ありがたくすぐに調理することに。
新生姜は甘酢漬けに、芋はふかし、甘いコールラビは薄切りにしてサラダに、何の工夫もない、まずはそのものを味わう食べ方、二人のお昼に一度では食べきれない量、と思っていましたが結構食べてしまったのですよ。食欲旺盛!野菜大好き。


山茶花の散りかさなりて道明かり  美代

2021年12月6日月曜日

Xmasリース, ポーセレンレースドール


ローズマリーを土台にして、ツルウメモドキ、ノイバラの実、烏瓜

今年は赤い実を見つけるのに苦労した。ノイバラは手が届かないところまで伸びてしまって、藪に分け入って手を棘にひっかかれながら、それでも少し頂く事ができた。
ツルウメモドキは去年の蔓がきれいに伐採されていて、わずかに残っていたものを頂くことに。


 棚の人形たち、「ポーセレンレースドール」です。思ったように作り、作ることがうれしかったあの頃。大事にしていても、観てくれる人のないこの人形達が可哀そうな気がするので、今日は出してみた。(磁器と同じ素材で作られている繊細な人形です)

        烏瓜引けば一山揺れるよう  美代

2021年12月2日木曜日

一本道、 塚本実画伯の絵画


なんと心地よい絵だろう。なだらかな丘陵を一本道は少し曲線を描きながら下って、小さな集落へ続いている。まるで私がそこに立っているような感覚を覚える。どこから歩いてきたのか、あと少し下ると耕された畑があり、人の営みがみえてくるだろう。この暖かでやさしい雰囲気は、何から出ているのだろうか。緑の濃淡は丘の起伏を想像させ、くっきりとした道は、人の往来を歓迎しているかのようである。向こうの家並みの一軒に赤い壁があるところも豊かな感じを醸し出している。この集落を過ぎると又丘を越えて人の営みは続いているのだろう。
(俳句誌、「波」の表紙になっています)


村へ入る道ゆるやかに枯野原   美代



 
近所の空地