日本にはタマムシの仲間が約200種類いるそうだ。法隆寺にある国宝・玉虫厨子は玉虫の翅鞘(ししょう)が使われていることでも有名。
散歩の折、石段の上に玉虫の翅を見つけた。正確に言うと、玉虫の背の左右の翅鞘の内の1片が落ちていたのだ。過去何度か拾ったのもこの辺りだった。記憶では、頭上にはエゴの木、椿、桜等があるが、どちらかの木の葉が好きなのだろう。甲殻類の甲羅のように玉虫の翅(内側に柔らかい翅がもう一枚あるようだ)は、硬くツヤツヤしている。今度も本体(中身)は無く、翅梢のみだった。硬い殻は虫や鳥達にも食べられないのだろう。生きている時と変わらない色。
拾って帽子に挿した。日射しに応えて光るのだ。カッコイイ!・と思っている。
(下線の部分は間違いを直しました。スミマセン)
知っている筈の木の名前がでてこない。一日置いて思い出した。「ドウダンツツジ」の冬芽のようですね。
玉虫の一欠片にも冬日濃し miyo
2016,8,1 ブログに載せている句
玉虫の金属武装する途中 miyo
玉虫の己が死知らぬ色あわれ miyo