2021年10月28日木曜日

ショウジョウトンボ、 蝶トンボ

ショウジョウトンボ、 雄

ショウジョウトンボ、雌

チョウトンボ  
 
俳句の上では秋はもうすぐ終わり、冬は11月8日頃(立冬)から立春の前日までとなっている。
秋のトンボの写真が美しいのでいまのうちに載せておきたい。
秋のある日、蓮池に行くとトンボの楽園になっていた。カメラを構えると次々とトンボはやってきてポーズをとってくれた。
それにしても、トンボといい、鳥といい、雄が美しいのは繁殖の為雌にアピールしているのだと聞いた。人間世界では女が化粧をしてアピールしているが、この頃は男も化粧するようになってきたらしい。美容院で聞く話だと、普通のサラリーマンでも朝夕の美容クリームは当たり前で、睫毛やネイル、薄いファンデーションで血色良くして仕事上のお客様へ良い印象を与えるように努力しているのだそうだ。
人間も生物の原点にもどって男も美しさを求める時代となってきたのかな。(間違いの多い文ですみません)


パーマかけ男の手入れ冬支度   美代

2021年10月21日木曜日

木の実 自筆チャイナペイント(絵付け)


棗(なつめ)、右は薔薇の実


無花果、葡萄


何の実かわからないまま拾ってくることがある。左側の棗(なつめ)は、この辺りの古い家の庭先によく見かける木だ。♪なんなんなつめの花の下♪ と歌っていたのに棗の花を初めてみたのは50歳のころだった。まだ青い実の時は青りんごの味がするし、皿絵のように熟れた実は甘くお茶に浮かべると黒糖のような匂いがする。昔は子供が喜んで食べたことだろう。

        野紺菊


       千草(いろいろ)

クリックすると大きく見えます。


野紺菊コップに挿して家が好き   美代

2021年10月16日土曜日

じゅず珊瑚、塩麹



ジュズサンゴ、宿根アスター、セージ


いぶりがっこ・秋田名物

新米の季節になった。お気に入りのお供が「いぶりがっこ」だ。香りがいい、そう固くない嚙み心地。やはりご飯が好きなのだ。水に浸けおいた玄米と一緒に炊く。この時ばかりは保温を長くすると玄米がもちもちとなるから尚美味しい。

作り置きの 塩麹

塩麹の作り方
・麹1袋、 ・塩50グラム、・水道水ひたひた
1週間程かきまぜて、発酵させる。甘さを感じたらOK。



新米といぶりがっこの二三枚    美代

2021年10月9日土曜日

ユングフラウ鉄道(スイス)、一期一会

登山鉄道トンネルへ向かう

この岩山の中をトンネルは通っているらしい。
トンネル内の駅、くり抜かれた横穴窓とトイレのみ。
岩山の中の終点3454mの駅から氷河の中を歩く。360度氷の中。
氷河のトンネルからエレベーターで上がり外へ。
目の前に大氷河が広がっていた。標高3573m 

月日が経ってしまい随分前の事だが、忘れないうちに書いておこうと思う。息子家族がドイツに住んでいた時の夏、私達は彼らに会いに行った。その時ドイツの隣の国スイスへは飛行機で40分、7000円で行けることを聞き、急遽スイスの「ユングフラウ登山鉄道」に乗ろうと思い立った。1912年に開通したヨーロッパ最高地点の駅がある。高い山々が連なるアルプスの、アイガー、メンヒ、の岩山の胎内を掘削し3454mの終点ユングフラウヨッホ駅まで岩山の中をトンネル鉄道が通っている。その終点駅は岩山の中にあるのだ。

クライネシャイデック駅で登山鉄道に乗り換えると、車輪とレールはまるで大きな鋸状になっており、それがカッチリ噛み合って登っていくのだった。トンネルの中に2つの駅があり、外界に向かって大きな窓が開けられていたがそれは工事中の石を捨てるための穴だったという。そして岩の中の終点から、今度は厚い氷河をくり抜いた氷のトンネルを歩いて3573mの外へ向かった。

その列車の中でのこと。私は外国へ行き東洋人を見ると親しみを感じ声を掛けたくなる。その時も近くの席の年配の婦人に声をかけた。台湾の方で教職を退いて旅行しているところだという。日本の大阪にも行ったことがあると流暢な日本語で話されたので、私も「台湾に2度行きました。親切にして頂きました。」と答えた。そして台湾と言えばどうしても言いたかったあの事を話した。「東日本大震災の時、台湾の方々から多額の義援金を頂きました。私達は感謝しています。本当に有難うございました。」と言った。ただそれだけの一期一会の挨拶だったがにっこりと笑って別れた。


大空の青く真夏の大氷河  美代

2021年10月5日火曜日

金木犀お茶、柿の葉、セイタカアワダチソウ

金木犀をルイボステイーに浮かべて

柿の葉に里芋とオクラを載せて


宿根アスター、セイタカアワダチソウ、ススキ、ほととぎす

朝、庭の金木犀の花を採ってきて「ルイボステイー」に浮かべてみた。鼻がとんと利かなくなっていたのに、コップを近づけると桃の匂いがした。小さな花は浮かんでコップを傾けると口には入ってこなかった。ルイボステイーは匂いも味も特別にはしないアフリカ産のお茶である。中国茶に桂花茶という木犀の花を乾燥させたものを混ぜたお茶があるが、それも同じ匂いがするだろうか。
そういえばハーブテイになりそうな素材は周りに沢山あるのに気付いた。ローズマリー、ヨモギの葉、デイル、ドクダミの花、クローバーの花、アカシアの花、野イチゴの花、タイム、みかんの花、今度試してみよう。


木犀の花浮く今朝のハーブテイ  美代 

2021年10月3日日曜日

稲刈り、コンバイン、道祖神

コンバインを回り易くする為、田の角を刈り取っている
コンバイン走行、刈り取りながら脱穀選別もしている。
脱穀した籾をすぐさまトラックに落とす。

道祖神、今日の稲刈りを祝って供えた物だろうか、赤飯です。

一家総出の稲刈りのようだ。しかし今動いているのはコンバインと息子らしい運転手、誘導している父親らしき人、土手に帽子を深くかぶった女性が二人座っていた。一度往復する度に籾をトラックに落としていた。コンバインは刈りながら脱穀と選別を済ませているらしい。コンバインってすごいなあとしばらく作業に見入った。


稲刈りの威風堂々コンバイン   美代