菜種畑の中を進むと大きな石が見えてきた。
ストーン・ヘンジだ。
360度見渡せる草原の中央にあった。
遠くには古墳群の丸い土塁が波状に並んでいる。
体感温度15度、冷たい風が渦巻いていた。
何の為の石だったのだろう。
白つめ草と紫のうつぼ草が這うように咲いていた。
風向きは菜種畑へ巨石群 茜
(かざむきはなたねばたけへきょせきぐん)
ストーンヘンジ視界全円夏野原 々
(すとーんへんじしかいぜんえんなつのはら)
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