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風の抜ける門の上に、蟷螂が立っていた。
睥睨するかのように、見下ろしていた。
いつから此処へいたのだろう。
緑は目立つから何処かへお行きと、近づくと
鎌を挙げて向かってきた。
カメラを近づけると、さらに突進してきた。
わかった、わかった、好きにしてください。
蟷螂の鎌を畳みてまだやる気 茜
(とうろうのかまをたたみてまだやるき)
蟷螂(とうろう、かまきり):秋の季語
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