2010年10月23日土曜日

案山子(かかし)


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久しぶりに案山子を見た。
へのへのもへじの顔が懐かしい。
隣へ少し小さな案山子が立っている。
  
こちらの顔は口紅が鮮やかだ。
よく見ると、手は細く分かれた枝を挿している。
手の繊細さに感心した。
ずっと仲良く二人で立っていたのだろう。
  
 
  
 棒の手を重ねて対の案山子らし     茜
  
  (ぼうのてをかさねてついのかかしらし)
  
秋の季語; 案山子(かかし)、稲の秋