
大きな欅の間に綱を渡して作ったぶらんこに
女の子が揺れていた。(右から2番目の樹を見て)
父親が大きく押すと大きく揺れて、木の枝に
ひっかかりそうになりながら。
どうしてこんな所にと思ったのは、下は崖なのです。
若い父親は、自分も一緒に乗っているような気が
しているのかもしれません。
大きく揺れると、女の子はそのまま風に乗って
飛んでいくような気がしました。
野の風となるまで揺らす半仙戯 茜
(ののかぜとなるまでゆらすはんせんぎ)
春の季語;ぶらんこ、ふらここ、半仙戯(はんせんぎ)
俳句と野草のページです。 無断で写真を使う事は出来ません。