2012年4月5日木曜日

馬酔木(あせび)の花


 馬酔木は、つつじ科の常葉低木。
壷状の花を房のように垂れる。
近づくと甘い香りがした。
夕暮れ時の桜がほつほつ咲き始めた公園の一角に、明かりのように咲いていた。
牛馬が食べると痺れたように酔ってしまうので
この名がついたという。
    
   
    
俯いてどこか頑な花馬酔木   茜
 (うつむいてどこかかたくなはなあしび)
   
     
春の季語;馬酔木(あせび、あしび)