2012年7月13日金曜日

路面電車



鹿児島市の路面電車です。
市街を走っている路面電車のレールの間は
「緑」の芝生で覆われていて、
柔らかそうな芝とその緑色は、街の中のオアシスの
ようです。
1912年(大正元年)から運行されているというから
もう100年の歴史があります。
桜島の噴火で、風向きによっては市街に灰が降って
くるため窓の開ける必要のない冷房車が、
全国に先駆けて昭和56年には登場しています。
市民の足となっている市電の運賃は一律
大人 160円
小人  80円

この天文館通りはちがう樹でしたが、
どの道路も街路樹の楠が10メートルはあろうかという
高さで若葉の枝を広げていました。
電線を埋設している為、切り詰められる事も
なくのびのびとして気持ち良い街でした。



 大空に楠若葉あり電車来る      茜



夏の季語;楠若葉