2013年11月25日月曜日

美男蔓(びなんかずら)、真蔓(さねかずら)

かつては、茎を煮た粘液を整髪に用いたので「美男蔓」の名があります。
常緑葉と赤い集合果の対比が美しく、庭園や庭垣によくつかわれます。

いつもの散歩の折、竹薮から蔓が大きくはみ出して見えた。
近寄ると、伐られて丸めて捨てられていたのだ。
鮮やかな赤い実、艶やかな葉と共に私の目をひきつけた。
どこかへ捨てられるかもしれない一枝を戴いてきて飾った。



 さねかずら石碑一つの役場跡        茜




秋の季語;美男蔓、さねかずら