かつては、茎を煮た粘液を整髪に用いたので「美男蔓」の名があります。
常緑葉と赤い集合果の対比が美しく、庭園や庭垣によくつかわれます。
いつもの散歩の折、竹薮から蔓が大きくはみ出して見えた。
近寄ると、伐られて丸めて捨てられていたのだ。
鮮やかな赤い実、艶やかな葉と共に私の目をひきつけた。
どこかへ捨てられるかもしれない一枝を戴いてきて飾った。
さねかずら石碑一つの役場跡 茜
秋の季語;美男蔓、さねかずら
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