2014年10月12日日曜日

檀(まゆみ)の実

 
 

檀の実は淡紅色からだんだんはっきりとした紅色になってきた。
自然の色はこんなにも美しいと改めて感じる。
この後、四方に割れて赤い種が出るのだ。

近所に除草剤を撒いている話があった。
草の害は、刈り取れば済む話だが、
化学薬品の害は、深く浸透していつしか我が身にも及んでくるのだ。
山からは猿が降りてくる季節になった。
どの家も柿が生り放題で、採る人手が足りないのか、もう口にあわない果物になったのか、それが目当てのようだ。
でも猿を追い払う話はあっても、駆除しようという話はない。




 山猿の来るよ弾けぬ檀の実         茜