2019年11月14日木曜日

キタキチョウ

(11月11日 小鮎川付近にて)

「キタキチョウ」は成虫のまま越冬する蝶である。
そして早春に飛んでいる黄色の蝶がいたら目覚めた「キタキチョウ」かもしれない。
日当たりの良い土手を、ひらひらと黄色いものが飛んでいた。静かに近ずくと「キタキチョウ」だった。
体長2センチ程の蝶。
越冬する為の巣になる落ち葉を見つけようと必死に見えた。

キタキチョウの名を知ってからは、たびたびこの蝶を目にするようになった。興味を持つと向こうから目に飛び込んでくるものらしい。


一片の花散るごとく冬の蝶    美代