2022年12月12日月曜日

山茶花、檀、昆布巻き


田んぼの一角に山茶花の大木がある。以前は桜と並んでいたが、日影になることから、持ち主は桜の方を伐ってしまった。山茶花の根元には小さな祠があり、季節ごとにお供え物もあり、「田の神」さまなのかもしれない。

山茶花の花びらは、こんなにピンクだったのかしらと思うほど、重なって濃かった。


ひさしぶりに丘を下りて田んぼへ向かうと、「まゆみ」の実がさらに紅色を極めていた。今度は遠目にもわかる一木となっていた。  11月27日の檀と比べてみてください。

夫の誕生日に、まるでお正月の予行演習のようになってしまった料理、「昆布巻き」と「煮豆」を作った。ケーキは孫が気を利かして用意してきてくれた。私達二人の生活になってからは、めったに祝うことは無かったが、孫が庭の鉢を動かすのを手伝いにきてくれる事になり、前日から作ったのが上記の物だった。    しかしそれは孫が喜ぶような料理ではなかった。「豆料理はほどほどにお願いします」と孫の感想。私はすっかり肉好き若い世代の料理を忘れてしまったようだ。
でも一日中笑ってしゃべって、どうしたことか腰の痛みさえ忘れているのですよ。20歳になった大学生も女の子ながら役にたってくれた。孫の力絶大なり!!


枝伐って冬青空を近くせり  miyo