大山に日が落ちると、暗くなるのは早い。いつもあの辺りから煙が上がる。今日一日の仕事の終いに、芥を焼いているのだろう。
大山へ向かって建てられている家。おびただしい薪が左の庭へも積み上げられて、一冬の暖の用意をしているらしい。もちろん煙突は屋根を突き抜けて光っている。真冬には、大山の山頂が雪で真っ白になる、暖炉の前でぬくぬくとしてその光景を眺める事でしょう。 街に近く住みながら、別荘気分に違いない。 ああ!羨ましい。
花蕊のあたりに、日が直撃している。灯りを抱いているようだ。
枇杷の花、地味めです。 ベニバナボロ菊 (ボロ)とはあんまりだ。
薪割ると山の匂いの冬館 miyo