2023年1月18日水曜日

冬耕、大山、芋きんとん、生牡蠣

  谷戸の小さな畑も、丁寧に耕された。畔(あぜ)のカーブは昔のままだろう。春になると、桜も桃もいっせいに咲くここの景色が好きだ。畑の前にあるお宅の、大きな椿の下で休ませてもらう。日当たりの良い低い石垣に、そこのご夫妻と老犬と一緒にならんで日向ぼこをしながら、家の前に植えている樹の話をする。まだ咲いていないヒュウガミズキを覚えている私に、「大きな柏の木を伐ってしまった。」と報告するかのように言った。「でも蝋梅がきれいにカバーしていますよ。」と相槌を打つ。互いに名前も知らない顔見知り、散歩の途中で挨拶をするようになり、樹に咲く花の話を互いにするようになって久しい。

約1か月、雨が降らなかった。冬の大山はいつもすっきりとしている。

芋に、あんこを掛けて。私は好きなんだけどナー。

年に一度の我が家の「生牡蠣まつり」。いただいた牡蠣を二人で堪能する。ああ、贅沢至極!今夜は1人4個にとどめておこう。(手前の茶色はカメラの影)


冬耕の畝美しく水の音   miyo