2023年1月15日日曜日

どんど焼き、2つの地区

15日、AM9:30「おめでとうございます」の挨拶に続いてお神酒がふるまわれ、どんど焼きは始まった。青竹の爆ぜる音がポンポンと響いた。最近は小さくなってしまったと傍にいた古老の言葉、「今日は午後から雨という事で、ちょうど火消によいですね。」と言うと「とんでもない。灰になるまで焼かないと、炭を田んぼに残して置けない。夜になって灰になるのを見届けるまで終わらないのだ。」と言う。参加者50名程が取り巻いていた。

あらかじめ、道祖神の所へお飾りなど納めておくと、係の方が、どんどの竹の下へ入れてくださるのだそうだ。勿論、始まってからもつぎつぎと投げ込まれた。
いよいよ点火、松明が四方から火を付けた。


       書初めの長い書が舞い上がった。
火の粉は黒い蝶のように舞いあがって、いつのまにか燃えカスが私の肩先にもついていた。帰り道、2キロ歩いた所へも黒いリボンのように落ちていた。・・火事の飛び火の事を一瞬想像した。

青竹は倒れても尚、弾ける音がした。見物人の私達にまで振る舞いのみかんが配られた。以前は、ここで餅つき、団子焼きが行われ、賑やかだったそうだ。

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14日、小鮎川の川原でも「どんど焼き」。 堤を1キロあまり急いで歩いたが、着いた時には火は小さくなっていた。  川面に火が映っていた。
 



 青竹の爆ぜてどんどの火は高く   MIYO
  
 舞い上がる火の粉は蝶にどんど焼き  MIYO