2023年2月16日木曜日

白川郷、飛騨高山下呂温泉、中仙道妻籠

丘の上から観た白川郷

駐車場でバスを降り、橋を渡って村へ入る人々。
細い橋が撓っている。


       妻籠宿のつらら

     妻籠宿の軒先の花飾り
餅飾り

 我が街の駅前から、雪の白川郷へ1泊2日の観光バスがでていると聞きさっそく申し込んだ。夏、マイカーで行った事があるが、雪の山道は私達の力で行ける所ではないからだ。行程は、東名高速で名古屋まで行き、北へ上って高山、下呂温泉で1泊するというもの。2日目、妻籠宿を通って白川郷へと下って行く。周りは雪の山の中、くねくねした道を右へ左へと体が傾き、そのスピードがスリル満点。立ち上がって写真を撮る人がいて、運転手さんは強く注意した。足を踏ん張り、椅子の手すりを掴み、私達の緊張感が最高になった頃、やっと白川郷は見えてきた。   雪の白川郷は、村全体が雪の中に埋まっているという風に見え、中央を通る大きな道路以外、私達の歩けるような道はなかった。雪に戯れているのもつかの間、すぐに帰りの時間になりバスは中央高速道へ急いだ。
 夜、帰宅すると、春の暖かい灯がゆったりと街を包んでいた。・・「あれは今日の事だったのかしら」・・夢のような永い一日だった。(2013,2)


雪晴のしんと雫の落ちる音  miyo