2012年6月3日日曜日

スイバ と ギシギシ


 写真手前の黄色味がかったのが「スイバ」です。
わりと姿はすっきりとしている。
(酸い葉)の意味、別名スカンポと呼ばれている。

後の緑が濃い方が「ギシギシ」です。
その名の由来は果実がぎしぎし詰まっているからとか
言われている。

どちらも茎や葉のシュウ酸を含む酸味があり
スイバもギシギシも薬用にも食用にもなるという。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
ヨーロッパの庭園に花として植えられているのを
写真で見たことがあるのは頷ける話だ。

2012年5月30日水曜日

青胡桃


 鬼胡桃を庭に捨てたのが去年の11月だっただろう。
いつの間にか丈50センチ程に、伸びていた。
この胡桃の栄養分だけで、どれだけ伸びるのだろうか。
引き抜いても、種から出た幼木はしっかりと立っている。
りっぱな胡桃の葉をつけた幼木は、可愛そうだけど庭に置いて置く訳にはいかず引き抜いた。
今朝、テレビで胡桃やアーモンド等のナッツ類の良さを説明していた。
川のふちの青胡桃の樹は今年も実をつけるだろうか。




夏の季語;青胡桃

2012年5月26日土曜日

田水張る


ようやく田んぼに水が入り始めた。
いっせいにという訳ではない。あちらこちらと順番があるように見える。
又、全部の田が一度に水を引くと、すぐに途中で途絶えてしまうだろう。
水は、よく耕された土に吸われながら田を覆っていった。
半日か一日かけて満たされていくようだ。



ゆっくりと潮満ちるごと田水張る    茜



夏の季語;田水張る

2012年5月24日木曜日

ノビル


春先から長い葉を出していたが、このところ
土手にたくさんの白い三角帽子が立っている。
草丈50センチにもなり、
花茎の先に「むかご」をつけているようだ。
(写真上の方の小さな白い三角です)

ノビルは初夏に花茎を出して頂端に花をつける。
花には2つの形態があり、花を付け、その後にむかごを作るものと、花を形成せず、むかごだけをつくるものがある。
花を付けるものは少なく、花後に形成するむかごも数が少ない。
収穫したノビルは、小さな「むかご」のようで、それを撒き散らして繁殖するようには見えなかった。
少し硬くなっている球根は、味噌をつけていただいた。
友人は長いノビルの花茎を花瓶に生けたそうだ。




強固なるノビルの花茎夏兆す   茜



春の季語;ノビル  



2012年5月21日月曜日

小判草



小判草と姫小判草です。
姫小判草は別名「鈴茅(すずがや)」。

「小判草」は時間とともに黄金色になり、
名前の由来そのものです。

「姫小判草」は、小さく目立たない草ですが、
風に揺れて鈴をふるように見えます。
何気ない道端の草の美しさです。



さりげなく風の揺らせる小判草   茜


夏の季語;小判草 


2012年5月19日土曜日

ひょんの実  3


ひょんの実です。
先日の葉の虫瘤が、もう成長してこんなに
りっぱに(!)実になっていました。
葉と同じ色で、容易に見分けはつきませんが、
頑張って目を凝らすとやっとわかりました。
すると、
ここにも、あそこにもと、たくさん見つけました。
勿論、穴はまだ開いておらず
木質化してもいませんでした。
秋になるころには、堅く木質化して、幹の色と
同じになるのでしょう。

試しに一つ割ってみると、中は全くの空洞で
内側には、張り付いている小さな2ミリくらいの
白い虫が4、5匹居ただけでした。
風船のような感じでした。・・以上報告




2012年5月16日水曜日

ホワイトアスパラガス


白アスパラガスが、ドイツから届きました。
ドイツでは今が旬のアスパラガスです。
お皿の大きさが直径25センチですから、その長さがわかるでしょう。
太さも直径3センチ程ありました。

硬い皮をピーラーで剥き、お湯にその皮ごと入れて、
塩   一つまみ
砂糖  一つまみ
レモン ひと絞り
を入れて沸騰してから5分茹で、
冷めるまでそのままにしておきます。

皿の上で切り分けて頂きます。
たっぷりのスープごと食べているような美味しさ。
特別なソースは要らない味、
いくらでも食べられるようでした。

2012年5月13日日曜日

キングサリ


別名「黄花藤」ともいいます。
ヨーロッパ原産で、明治時代に渡来したようです。

我が家の庭にアーチ型を作って咲いている。
下を通るとよい香りがして、ミツバチが来ていた。
一房は25~30センチほどあり、毎年増えて
いるようだ。


春の季語;藤

2012年5月10日木曜日

ひょんの葉


これは蚊母樹(イスノキ)の葉です。
先日、ひょんの実を載せましたが、これが葉です。
この葉に、アブラムシがもう巣食い始めたのでしょう。
瘤になっています。
秋 これが大きくなって「ひょんの実」になるのです。
この生垣をみると、たくさん瘤がみえましたから、
いったい幾つの「ひょんの実」が出来るのでしょう。
一見、病気になった葉、気持ち悪い葉と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
自然とは、そんなものです。
動植物の生存競争の社会ですから。




夏の季語;若葉

2012年5月6日日曜日

筍(たけのこ)


大きな筍を頂きました。
50センチは越えているでしょう。
筍としての最後の姿かもしれません。
明日から竹と呼ばれたのかもしれません。
しかし
柔らかくて美味しかったのです。
皮を剥くと中身の筍は半分位になってしまい
先の薄皮が又柔らかく、根元の方まで
ほろほろと今年の筍は遅かった分柔らかいと
巷の噂です。
   
   
   
 筍と呼べるぎりぎり今朝の丈   茜
   
  
  
夏の季語;筍

2012年5月2日水曜日

楓の花


 楓が花をつけています。
我が家のは、白くて目立たないのですが、
この楓の花は赤くてはっきりとしていました。
楓の種類は多くて何という楓なのかわかりません。
咲きながら、蘂(しべ)は落ちています。
ふわりと降ってくるものに見上げると楓だったりします。
   
   
   
   
 花楓言葉やさしく言い切らず    茜

   
   
春の季語;楓の花

2012年4月29日日曜日

木瓜(ぼけ)の花


 青胡桃の樹の下に寄り添うように「木瓜の花」が咲いていた。
1メートル位の低い潅木に咲く白い花は何だろうと近づいて
その棘の長さに、初めて木瓜の花とわかった。
この狭い空き地は、その昔畑だったのかもしれない。
持ち主が植えたものだろう。
下を流れる疎水のクレソンにも白い花が咲いていた。
   
   
   
  
 水音の力を増せり木瓜の花    茜
  
  
春の季語;木瓜の花

2012年4月27日金曜日

通草(あけび)の花



 「あけび」の花が咲いていた。
顔を近づけると、ほのかな良い香りがした。
秋に紫の実になり、熟すと中の白い果肉が美味。
蔓は細くしなやかで籠細工等に使われる。
一度庭に出てきたあけびの蔓で、小さな籠を編んだ事がある。
若い蔓は、数メートル伐っても、太さがほとんど変わらないから良いのだと思う。
実は生らなかったけど、何故かはわからない。
雄雌異株なのだろうか。
雨がしとしと降り続いているが、季語でいうと「菜種梅雨」というのだろう。
   
蘂が伸びた写真を追加しました。
   
   
   
   
 花通草二人暮らしの傘を干す    茜
 (はなあけびふたりぐらしのかさをほす)   
   
   
 
春の季語;通草の花

2012年4月22日日曜日

土筆


 土筆は、もう胞子も吐き尽くして終わろうとしている。
畦にたくさん出ている土筆の後は、スギナが
でてくるのだろう。
スギナはシダ植物の一種で、花は咲かせず胞子によって増える。
そのスギナの胞子をつける特別な茎が春先に芽生える土筆なのだそうだ。
土筆とスギナの関係、知っているようで
知らない事でした。
   
   
  
  
 夕映えを仰ぎ土筆を踏みにけり    茜
   
   
   
   
春の季語;土筆

2012年4月18日水曜日

スノーフレーク


 和名「鈴蘭水仙」という。
ヒガンバナ科、花言葉は「皆をひきつける魅力」だそうだ。
今年は少し遅れたけれど、チューリップと一緒に庭の隅にワッと咲いている。
似た花に「スノードロップ」がありますが、
こちらは花弁が開いている。
どちらも愛らしい花達である。
   
     
   
   
 スノーフレークかすかに鈴の音をもらす  茜



季語なし

2012年4月15日日曜日

水芭蕉

   

水芭蕉は夏の季語ですが、箱根の湿生花園の水芭蕉は今が盛りだ。
まだ日差も柔らかで、木の影はうすうすとして
いる。
外輪山に囲まれて、箱根湖の傍にあるこの花園
は広い湿地の中にある。
湧き出した水は草地を流れ、流れが集まると
そこに水芭蕉が咲いていた。
里芋科の多年草、白い花弁に見えるのは
仏炎苞と呼ばれる部分で、花はその中心の
黄色い棒のような花軸につきます。
大きい葉が芭蕉に似ていることから
この名があります。(今年の写真ではありません
   
   
   
  
 木道の幾折れもして水芭蕉   茜
   
    
  
夏の季語;水芭蕉 
    

2012年4月13日金曜日

トウダイグサ

 燈台草は、道端でよく見る草花である。 葉は椀状で、その中に黄色い花がある様が、燈火の皿に見立てて和名がある。 摘み取ると、茎から白い乳液を出した。 この草も全部にわたり有毒であるようだ。 道端の草にも毒があるのは案外多く、うっかりさわれない。 以前は名も知らない草に気を許してしまい、良く摘み取ったり触れたりしていたが、最近は用心するようになった。 それにしても、草花は美しいのでただ通り過ぎる訳にはいかない。

2012年4月9日月曜日

土佐水木(とさみずき)


 土佐水木の花は、魚のうろこ状に花が重なり
下がって咲く。
この花と似ているのに、「日向水木」があるが、
こちらは花数が少なめに下がっている。
どちらも黄色で間違いやすい。

写真を撮っていると、「ケンケーン」と雉の
強い鳴き声が聞こえた。
今年もそんな季節になったのかと、すっかり
春めいた小道を歩いた。
  
   
  
 雉啼いて谷戸の草木を目覚めさす    茜
   
   
  
春の季語;雉

2012年4月5日木曜日

馬酔木(あせび)の花


 馬酔木は、つつじ科の常葉低木。
壷状の花を房のように垂れる。
近づくと甘い香りがした。
夕暮れ時の桜がほつほつ咲き始めた公園の一角に、明かりのように咲いていた。
牛馬が食べると痺れたように酔ってしまうので
この名がついたという。
    
   
    
俯いてどこか頑な花馬酔木   茜
 (うつむいてどこかかたくなはなあしび)
   
     
春の季語;馬酔木(あせび、あしび)

2012年4月2日月曜日

三椏(みつまた)の花


 三椏は、ジンチョウゲ科の落葉低木で中国原産。
2メートル位の木の葉が出る前の三叉に分かれた
枝先に咲く。木の皮は紙の原料としても知られている。
これは「アカバナミツマタ」、通りがかりの庭に咲いていた。
空が少し暗い夕方、風が吹き荒れていた。
春疾風(はるはやて)という言葉がぴったりだった。
   
   
   
   
 三椏や校庭を来る風強し     茜
  
  
春の季語;三椏