2021年11月20日土曜日

穭田、皇帝ダリア、イタドリの花、つわの花


                     刈田に又新しく出てきた茎を穭という。穭田(ひつじだ)

屋根を越えそうな皇帝ダリア


イタドリの花

庭のつわの花、セージに、道端のイタドリの花(中央薄黄色)を加えて。

「蕎麦食べに行こうか」と夫が言うのは体調のいい証拠。さっと支度するとコースを考えた。稲刈りの終わった田んぼを通っていきましょう。明るい穭田を見るのは好きだから。近くの庭先には皇帝ダリアが、道端にはイタドリの花が咲いていた。旅の疲れもやっととれて久しぶりに約4キロ歩いた。

佇みし布教の母子花八つ手  美代       

2021年11月13日土曜日

桜島



市電の芝生

富士山

錦江湾を挟んで桜島と鹿児島市が向かい合っている。街の真ん中を流れる甲突川はシラス台地から染み出た水で澄んでいた。並木はほとんど楠の樹だ。電線は埋設しているため樹々はのびのびと枝を伸ばして高い。
市電の線路の内側に、一年を通してよく手入れされた緑の芝生が敷かれている。以前友人に「芝生の手入れはどうしているのかしら」と聞いたことがある。友人の言うには「電車の下に刃が仕込まれていて、通るたびに少しづつ刈っているので特に芝刈りの必要もないのだよ。」なるほどよく考えたものだと感心していた。ところが最近タクシーの運転手さんに聞いてみると、「夜中に市の職員が手押しの芝刈り機で刈っていますよ」とのこと。ウーム、タクシーの運転手さんの方が現実的だなー。
帰りは晴れて飛行機の窓から冠雪の富士山が見えた。

冬暖かうす絹被る桜島  美代

2021年11月4日木曜日

帚木、紅蜀葵(こうしょっき)、赤まんま


帚木(後ろの赤)緑の紅蜀葵(モミジアオイ)、赤まんま(前)、野紺菊

赤まんま

庭にあった 帚木、紅蜀葵(こうしょっき)、野紺菊と、野原の赤まんまを組み合わせた。紅蜀葵(こうしょっき)別名モミジアオイは、2年草植物や越年草と呼ばれ種を蒔いてから2年目以降に花をつけるらしく、今年蒔いたこの草の赤いハイビスカスのような花は咲かなかった。俳句では紅蜀葵(こうしょっき)は夏の季語だ。来年は咲いてくれますように。
2日目から、帚木の色が染みだして色水になった。

茹で落花生
蟷螂(かまきり)
生落花生を茹でて食卓に。掘りたての今しか食べられない初物だ。庭には蟷螂がやってきて卵を産み付けるらしい。益虫だし腹が大きかったので草の上へ移しておいた。


蟷螂の来てくれし庭日の射しぬ  美代

2021年10月28日木曜日

ショウジョウトンボ、 蝶トンボ

ショウジョウトンボ、 雄

ショウジョウトンボ、雌

チョウトンボ  
 
俳句の上では秋はもうすぐ終わり、冬は11月8日頃(立冬)から立春の前日までとなっている。
秋のトンボの写真が美しいのでいまのうちに載せておきたい。
秋のある日、蓮池に行くとトンボの楽園になっていた。カメラを構えると次々とトンボはやってきてポーズをとってくれた。
それにしても、トンボといい、鳥といい、雄が美しいのは繁殖の為雌にアピールしているのだと聞いた。人間世界では女が化粧をしてアピールしているが、この頃は男も化粧するようになってきたらしい。美容院で聞く話だと、普通のサラリーマンでも朝夕の美容クリームは当たり前で、睫毛やネイル、薄いファンデーションで血色良くして仕事上のお客様へ良い印象を与えるように努力しているのだそうだ。
人間も生物の原点にもどって男も美しさを求める時代となってきたのかな。(間違いの多い文ですみません)


パーマかけ男の手入れ冬支度   美代

2021年10月21日木曜日

木の実 自筆チャイナペイント(絵付け)


棗(なつめ)、右は薔薇の実


無花果、葡萄


何の実かわからないまま拾ってくることがある。左側の棗(なつめ)は、この辺りの古い家の庭先によく見かける木だ。♪なんなんなつめの花の下♪ と歌っていたのに棗の花を初めてみたのは50歳のころだった。まだ青い実の時は青りんごの味がするし、皿絵のように熟れた実は甘くお茶に浮かべると黒糖のような匂いがする。昔は子供が喜んで食べたことだろう。

        野紺菊


       千草(いろいろ)

クリックすると大きく見えます。


野紺菊コップに挿して家が好き   美代

2021年10月16日土曜日

じゅず珊瑚、塩麹



ジュズサンゴ、宿根アスター、セージ


いぶりがっこ・秋田名物

新米の季節になった。お気に入りのお供が「いぶりがっこ」だ。香りがいい、そう固くない嚙み心地。やはりご飯が好きなのだ。水に浸けおいた玄米と一緒に炊く。この時ばかりは保温を長くすると玄米がもちもちとなるから尚美味しい。

作り置きの 塩麹

塩麹の作り方
・麹1袋、 ・塩50グラム、・水道水ひたひた
1週間程かきまぜて、発酵させる。甘さを感じたらOK。



新米といぶりがっこの二三枚    美代

2021年10月9日土曜日

ユングフラウ鉄道(スイス)、一期一会

登山鉄道トンネルへ向かう

この岩山の中をトンネルは通っているらしい。
トンネル内の駅、くり抜かれた横穴窓とトイレのみ。
岩山の中の終点3454mの駅から氷河の中を歩く。360度氷の中。
氷河のトンネルからエレベーターで上がり外へ。
目の前に大氷河が広がっていた。標高3573m 

月日が経ってしまい随分前の事だが、忘れないうちに書いておこうと思う。息子家族がドイツに住んでいた時の夏、私達は彼らに会いに行った。その時ドイツの隣の国スイスへは飛行機で40分、7000円で行けることを聞き、急遽スイスの「ユングフラウ登山鉄道」に乗ろうと思い立った。1912年に開通したヨーロッパ最高地点の駅がある。高い山々が連なるアルプスの、アイガー、メンヒ、の岩山の胎内を掘削し3454mの終点ユングフラウヨッホ駅まで岩山の中をトンネル鉄道が通っている。その終点駅は岩山の中にあるのだ。

クライネシャイデック駅で登山鉄道に乗り換えると、車輪とレールはまるで大きな鋸状になっており、それがカッチリ噛み合って登っていくのだった。トンネルの中に2つの駅があり、外界に向かって大きな窓が開けられていたがそれは工事中の石を捨てるための穴だったという。そして岩の中の終点から、今度は厚い氷河をくり抜いた氷のトンネルを歩いて3573mの外へ向かった。

その列車の中でのこと。私は外国へ行き東洋人を見ると親しみを感じ声を掛けたくなる。その時も近くの席の年配の婦人に声をかけた。台湾の方で教職を退いて旅行しているところだという。日本の大阪にも行ったことがあると流暢な日本語で話されたので、私も「台湾に2度行きました。親切にして頂きました。」と答えた。そして台湾と言えばどうしても言いたかったあの事を話した。「東日本大震災の時、台湾の方々から多額の義援金を頂きました。私達は感謝しています。本当に有難うございました。」と言った。ただそれだけの一期一会の挨拶だったがにっこりと笑って別れた。


大空の青く真夏の大氷河  美代

2021年10月5日火曜日

金木犀お茶、柿の葉、セイタカアワダチソウ

金木犀をルイボステイーに浮かべて

柿の葉に里芋とオクラを載せて


宿根アスター、セイタカアワダチソウ、ススキ、ほととぎす

朝、庭の金木犀の花を採ってきて「ルイボステイー」に浮かべてみた。鼻がとんと利かなくなっていたのに、コップを近づけると桃の匂いがした。小さな花は浮かんでコップを傾けると口には入ってこなかった。ルイボステイーは匂いも味も特別にはしないアフリカ産のお茶である。中国茶に桂花茶という木犀の花を乾燥させたものを混ぜたお茶があるが、それも同じ匂いがするだろうか。
そういえばハーブテイになりそうな素材は周りに沢山あるのに気付いた。ローズマリー、ヨモギの葉、デイル、ドクダミの花、クローバーの花、アカシアの花、野イチゴの花、タイム、みかんの花、今度試してみよう。


木犀の花浮く今朝のハーブテイ  美代 

2021年10月3日日曜日

稲刈り、コンバイン、道祖神

コンバインを回り易くする為、田の角を刈り取っている
コンバイン走行、刈り取りながら脱穀選別もしている。
脱穀した籾をすぐさまトラックに落とす。

道祖神、今日の稲刈りを祝って供えた物だろうか、赤飯です。

一家総出の稲刈りのようだ。しかし今動いているのはコンバインと息子らしい運転手、誘導している父親らしき人、土手に帽子を深くかぶった女性が二人座っていた。一度往復する度に籾をトラックに落としていた。コンバインは刈りながら脱穀と選別を済ませているらしい。コンバインってすごいなあとしばらく作業に見入った。


稲刈りの威風堂々コンバイン   美代


2021年9月26日日曜日

栗ご飯、自筆チャイナペイント(絵付け)

専用の絵具で描き800度の電気炉で焼き付けています

栗の渋皮のまま水につけて柔らかく

栗ご飯、もち米入り

鬼皮を剥くところから、渋皮を剥くまで夫が手伝ってくれた。「ふんふん」と聞いてくれる夫に剝きながら話す。子供の頃足が速かったのよ。リレーの選手だった。絵も好きでよく賞を貰っていたのよ。木に登って揺らしては田舎のバスはおんぼろ車~♪と歌って遊んだのよ。そこから見える海は青くて夕日が沈む頃は空も海も真っ赤に染まったのよね。・・・・「はい。わかりました!。もう何十回もその話聞いた。」と夫が言ってチャンチャン。
ここからが良い話なのに・・夫は「そして太陽が沈むとき、海に浸かってジューッと音がしたんだろう。もうこの話覚えちゃったよ。」二人で笑った。夫が覚えるくらい同じ事喋っているらしいのだ。
美味しいご飯作るのだから、この位聞いてくれてもいいじゃないの。と言いながら、我ながら何度も同じ事しゃべるもんだ、孫にも同じ事言われたなとおもった。  老化現象の現れである。昔の事はよく覚えているのに昨日の事はすぐ忘れてしまう。毎日老いていくのが恐ろしい・・・と思いながら「あれよ、あれ」と又言っている。


老いてこそ夫婦の味や新走   美代子 

2021年9月24日金曜日

庭の千草、 とうてい蘭

左端下から時計周りに;じゅず珊瑚、とうてい蘭、黒い花蕊、金水引、ラベンダーセージ、手前の紫式部、真ん中秋海棠


夏の名残りの花、枯れた紫陽花、デイル、ルリタマアザミ


トウテイラン(洞庭蘭)

庭じゅうに秋海棠が咲き、次々に秋の花が咲き乱れている。ここに載せたのはその一部。
宿根草の良さで、季節が来ると勝手に咲き始める。有難いなー。

秋冷の足場組む音緩みなし  美 

2021年9月21日火曜日

鳥威し, 道祖神

     鳥威しのトビ


道祖神(栗を供えてあった)
       

 鳥威しの鳥が舞い上がった。ビニールのトビなのだ。

風に反応して舞い上がり、止むととたんに下へ落ちた。稲をついばみに降りてくる雀達を追う為の工作だ。小さな雀はこんな大きな鳥が来たら逃げるだろう。それとも、、、慣れてしまうのだろうか。数年前は目玉のボール、その前は案山子だった。雀達はすぐに慣れて見破ってしまうらしい。今回のトビは1メートルは超えている大きさだ。効果がありますように。

「道祖神」

この辺りでは時々見かける道祖神。いつもお供え物が置いてある。今日は栗だ。お皿には黒ゴマが残っていたのできっと赤飯か栗おこわに振りかけていたものだろうと思った。小動物が食べてしまったのだろうか。お参りする人がいるらしく十円玉が2個置かれていた。


畑の栗供えてありし道祖神  美

2021年9月17日金曜日

山繭(やままゆ), 彼岸花


道に落ちていた山繭
山繭は天蚕(てんさん)ともいわれる(以前にも載せました)

イギリスのダイアナ妃のウエディングドレスを覚えていますか。黄を帯びた象牙色の光沢が美しい豪華なドレスだった。あの光沢のドレスはこの天蚕から紡がれた絹の布地で作られたと言われている。大勢のボランテイアが森や林に入り、天蚕を集めたという。
(注;当時聞いた話ですので、真偽のほどはお確かめください。)

天蚕とはクヌギやコナラなどの葉を食い、緑色の繭を作るヤママユ科のガが作り出した繭なのだ。皇居で美智子様が育てられた「小石丸」という日本古来在来種の蚕も天蚕とは異なるが有名である。

近所の風景;彼岸花、栗も割れて秋本番である



焦跡も土器の欠片や栗拾う  美 

2021年9月10日金曜日

仙人草の名の由来、秋海棠(庭の花)

        仙人草
まるで雪を被ったように白く固まって咲いている仙人草。

空地の壁一面が10メートルにわたって仙人草で覆われていた。美しいからといって庭に植えると大変な事になりそうな花である。香りがよく清楚な感じのする花だが、秋になると一変してお爺さんの顔のようになってしまうのだ。


仙人草
(クリックすると花が良く見えます)
↓ 秋冬になると

仙人草が秋・冬になると、花は白い毛状のものになりまるで仙人の髭のようになるのだ。その事から「仙人草」となったらしい。

庭の秋海棠に仙人草を絡ませてみた。相も変わらずの花だが、気分は少し変わりそう。
いつも、秋海棠を活けていますが、毎回新しく切りとった花です。


川風のまっすぐ蜻蛉の向き揃う   美