ザワークラフトの酸っぱさが好きで、もう1年も作り続けている。キャベツの漬物である。
<失敗しない作り方>
キャベツ 1個 を千切りにする。
塩 小3 (少ないように見えるがこれは厳守)
ローリエやフェンネルの葉を入れても良い。
上の材料をビニール袋に詰めて空気を抜く。
「真空パック状態」にするわけです。
そうして常温で4日目が、この写真だ。キャベツ1個分である。
酸っぱさ80% 自然発酵の酸っぱさ、いい出来である。
あと2日も置いたら、冷蔵庫へ袋のまま
真空パック状態で保存する。
ビニール袋を使って、最後まで空気に触れさせないのがコツだ。
<紫蘇酢>
お酢の中に青紫蘇を入れるだけ。
紫蘇の香りの酢が出来る。まろやかな味だ。
冬になって使うと、きっとうれしい食卓になるだろう。
瓶詰のラベル張替え小鳥来る あかね
(びんづめのらべるはりかえことりくる)
水澄みて身の内に湧く風少し あかね
(みずすみてみのうちにわくかぜすこし)
小鳥来る、水澄む(秋の季語)
2009年9月26日土曜日
ナンバンギセル
空き地の芒(すすき)がきれいに刈られていた。
通りかかると、そこにおばあさんが小さな背を丸めて
しゃがんでいた。 具合でも悪いのだろうかと思い、
「どうかなさいましたか」と声をかけた。
おばあさんはヨロヨロと立ち上がると
握り締めていた手のひらをゆっくりと開いてみせた。
何本かのマッチ棒のように見えた。
「それは何ですか」
「ナンバンギセル」 ぽつりと答えた。
初めて見るこの花が、「ナンバンギセル」なのか。
名前だけは知っていた私は、
感激して一緒にさがす事になった。
芒原旧知のごとく笑いあう あかね
(すすきはらきゅうちのごとくわらいあう)
丈は10センチくらい。芒の根に寄生しています。
別名「思い草」ともいわれているこの草は万葉集にも
詠まれているようです。
道の辺の尾花がもとの思い草いまさらになどものか思はむ
(詠み人知らず)
通りかかると、そこにおばあさんが小さな背を丸めて
しゃがんでいた。 具合でも悪いのだろうかと思い、
「どうかなさいましたか」と声をかけた。
おばあさんはヨロヨロと立ち上がると
握り締めていた手のひらをゆっくりと開いてみせた。
何本かのマッチ棒のように見えた。
「それは何ですか」
「ナンバンギセル」 ぽつりと答えた。
初めて見るこの花が、「ナンバンギセル」なのか。
名前だけは知っていた私は、
感激して一緒にさがす事になった。
芒原旧知のごとく笑いあう あかね
(すすきはらきゅうちのごとくわらいあう)
丈は10センチくらい。芒の根に寄生しています。
別名「思い草」ともいわれているこの草は万葉集にも
詠まれているようです。
道の辺の尾花がもとの思い草いまさらになどものか思はむ
(詠み人知らず)
2009年9月23日水曜日
2009年9月18日金曜日
秋海棠(しゅうかいどう)
2009年9月14日月曜日
2009年9月12日土曜日
2009年9月6日日曜日
ムギワラトンボ
2009年9月2日水曜日
茗荷(みょうが)
「茗荷を採りに来ませんか」とNさんから誘いの電話があった。
もちろん、二つ返事で飛んで行った。
小雨の中、畑の一角にこんもりと茗荷が茂っていた。
胸ほどの高さの茗荷を掻き分けると、茗荷の子がびっしり。
潜るように屈むと、中は暗く根元まで光は届いていなかった。
「前人未踏だね!」
誰もまだ入ってない場所だったらしい。
例えば、林檎をもぎ取る楽しさがあるように
収穫の楽しさは、どんな作物にも共通してあるのだった。
袋いっぱいの茗荷の子があっという間に採れた。
茗荷の中にかがんで採った10分は
大きな喜びだった。
音すべて雨に吸わせる茗荷の子 茜
(おとすべてあめにすわせるみょうがのこ)
地底まで潜るここちや茗荷採り 茜
(ちていまでもぐるここちやみょうがとり)
茗荷竹(春の季語) 茗荷の子(夏) 茗荷の花(秋)
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